朝ドラ『あんぱん』ヒロインの妹・朝田蘭子役に河合優実 役どころは?

2025年度前期連続テレビ小説『あんぱん』は、「アンパンマン」の作者・やなせたかしさんと、その妻小松暢(のぶ)さんをモデルに描く愛と勇気の物語。今回、河合優実さんが、今田美桜さん演じるヒロイン・のぶの妹役を演じます。河合優実さんの役どころと思いとは?

朝ドラ『あんぱん』河合優実さんの役どころ

現在24歳となる河合優実さんは、TBS系ドラマ『不適切にもほどがある!』でスケバン女子高校生役を演じ話題となり、主演作の映画『あんのこと』では日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞し、今注目されている若手女優です。

そんな河合優実さんが演じるのは、今田美桜さん演じるのぶの妹(次女)・朝田蘭子。にぎやかな朝田家の中でも、ひときわ真面目なしっかり者で冷静な人物として描かれますが、その胸の内には家族に対する熱い想いを秘めています。

朝田のぶのモデルとなった小松暢さんに、実際に姉妹がいたことは明らかにされていません。そのため、朝田蘭子は実在のモデルがいないキャラクターなのですが、のぶが育った朝田家を語る上でなくてはならない存在と言えるでしょう。

「蘭子の人生と並走することがひとつのテーマ」朝田蘭子役への想い

2024年6月の出演発表の際、河合さんは「冷静な蘭子は多くを語らない人物に見えますが、そんな彼女の中にも、表に出せない熱い気持ちが折に触れて湧き上がることは確かにあるのだと思います。人と一緒に生きていくために、想いを伝えたり、関わり合ったりする、そういうことに彼女なりのやり方を見つけていくことが、蘭子の人生と並走するひとつのテーマかもしれないと今は感じています。たっぷり長い時間をかけて見つけていけることが私もすごく楽しみです!」と、コメントしています。

また、初出演となる朝ドラへの意気込みとして「こんなにも長く広く愛され続けてきた『朝ドラ』の世界には、なにか特別な力が宿っているはず…初めてのことに胸躍らせながら撮影を過ごしたいです」と語っています。

さらに初となる高地ロケでは、土佐弁への挑戦に意欲を見せ、おいしいカツオに出会えることを楽しみにしていたそうです。

“山口百恵似の昭和顔”で話題に 新進気鋭の俳優・河合優実

TBS系ドラマ『不適切にもほどがある!』で一躍ブレイクを果たした河合さんは、緒形拳さんやオダギリジョーさんなど名だたる俳優を排出したことで有名な芸能事務所「鍋牛倶楽部」に所属しています。

2019年公開の『よどみなく、やまない』で銀幕デビューを果たしたのち、2021年~2022年にはなんと計12本の映画に出演。『由宇子の天秤』や『サマーフィルムにのって』の演技が評価されました。

その高い演技力から、第64回ブルーリボン賞、第95回キネマ旬報ベスト・テン、第35回高崎映画祭など主要映画賞の新人賞を次々と受賞。『あんのこと』で、第48回日本アカデミー賞優秀主演女優賞に輝きました。また藤本たつき原作アニメ映画「ルックバック」で主人公役として声優デビューも果たし、大ヒットを記録するなど、今目が離せない俳優の1人です。

また、以前から山口百恵さんに似ていると話題に。『あんぱん』のビジュアルが解禁された際も、七三分けの髪型で昭和前半に生きていた女性の雰囲気を醸し出していたことから「こうやって見ると河合優実ちゃんて山口百恵に似てる気がする。演技うまいよねえ」「「あんぱんに河合優実様出るの!?これは楽しみすぎる」と、SNSでは期待を寄せる声が上がっています。

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