あんぱん 4週 第17話|ネタバレあらすじと感想・考察!|兄弟げんか勃発!のぶの前で揺れる柳井家の絆

この記事では、今田美桜主演のNHK朝ドラ(連続テレビ小説)「あんぱん」第17話(2025年4月22日放送)のネタバレ・あらすじを、どこよりも早く&分かりやすくご紹介します!

朝ドラ「あんぱん」第17話では、嵩と千尋の兄弟げんかが勃発!のぶはその場に立ち会い、柳井家の複雑な人間関係に巻き込まれていきます。

【13週目まで公開中】朝ドラ あんぱん 最終話までのネタバレプラスあらすじ考察とキャスト・モデル・相関図も!

あんぱん 4週 第17話|放送前ネタバレあらすじ・考察|約束破りで始まる騒動劇

嵩の不在

幼なじみ・嵩(北村匠海)に勉強を教えてもらおうと、家を訪れたのぶ(今田美桜)。弟・千尋(中沢元紀)から兄は出かけているから、中で待っていてと言われます。のぶは嵩の部屋で参考書を読みながら、帰りを待ち始めるのでした。

線路沿いにて

歩きながら、昨夜聞いた嵩の伯父・寛(竹内豊)と千尋の会話を思い返している嵩。千尋が病院の跡を継がないのは、嵩が長男として柳井家に大事にされるように気遣ってのことだと聞いてしまったのです。

線路に耳を付けて横になる嵩。そこに、パン職人・屋村(阿部サダヲ)が通りがかります。「おい、何やってんだ?」と屋村。

何か聴こえるのかと屋村が問うと、嵩は「電車の音。こうしていると落ち着く」と言うのです。屋村は心配になります。

すると、機関車が走ってきました。屋村は慌てて嵩に避けるよう言いますが、嵩は動きません。寸前のところで起き上がった嵩は、呆然とした表情です。

そして「こんな情けねぇ俺、もうやだよ」と、まるで子どものようにやだやだと叫び始めるのでした。

兄との思い出

のぶは嵩にすっぽかされながらも、帰りをずっと待っています。嵩の部屋を見渡し、スケッチブックを手に取るのぶ。中には、千尋との思い出が描かれていました。

そこにお茶を持った千尋が来ます。のぶはかつて千尋が嵩の後にくっついていたことを懐かしく語ります。

すると千尋は、自分は良い弟ではないと言った上で、嵩がいなくなるのが怖かったと話すのです。先に柳井家へ預けられた千尋は、また一人になるのを子どもながらに恐れていました。

目が合い、ハッとするのぶと千尋。のぶがスケッチブックをめくると、物部川(ものべがわ)沿いにたたずむ嵩と千尋の絵がありました。川を泳いで向こう岸に渡った思い出だと千尋は語ります。

「あの日から強うなった気がするがよ」と千尋。それは嵩のおかげであり、のぶも「嵩はそういう奴よ」と賛同するのです。

弟との思い出

一方、嵩も物部川の河原で屋村に同じ思い出を語っていました。あのとき、ここが世界で一番大きな川だと思っていた嵩と千尋は、まるで太平洋を渡ったような気持ちでいたのです。

「千尋は僕が守ってあげなきゃとずっと思ってたけどなぁ」と屋村に話す嵩。今はシーソーのように、立場が逆転したと思っています。

喧嘩の勃発

夕方になり、やっと帰ってきた嵩を問い詰める千尋。のぶが待っていたことを伝えたものの、嵩は「俺がいないほうが勉強はかどっただろ」と自虐的な答え方をしたのです。

様子のおかしい嵩に千尋が詰め寄ると、「うるさいんだよ!」と嵩は怒鳴り始めます。のぶに謝るように強く言う千尋。嵩は「お前、また優等生ぶりやがって」と千尋の胸ぐらを掴むのです。

それをきっかけに、嵩と千尋は掴み合いのケンカを始めてしまいます。柳井家の女中・しん(瞳水 ひまり)から騒ぎを聞いたのぶは、慌てて駆けつけるのでした。

止まらない気持ち

病院の跡継ぎの件を言い出す嵩。千尋は腑に落ちない表情で「わしはわしの生きたい道をいくだけや」と言い返します。さらに、嵩になぜ母・登美子(松嶋菜々子)の言いなりになるのかと問うのです。

登美子は自分の息子を医者にして居場所を得たいのだと、千尋は指摘します。一方の嵩も、千尋は伯父・寛や伯母・千代子(戸田菜穂)の顔色を伺い、優等生になっていると嫌味を言うのです。

「こんな兄貴、いなくなればいいと思ってんだろ」と嵩が言い放ったとき、のぶが間に入って嵩を引っ叩きました。嵩を待っている間、千尋から兄へ想いを聞いていたのぶ。

千尋の気持ちをわかっていないと、嵩はのぶに言われてしまいました。駆けつけた屋村は、ついでに登美子と千代子の仲も取り持とうとしますが、2人はお互いに背を向けて去っていくのでした。

 

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あんぱん 4週 第17話|放送後|今日の感想・考察まとめ!

今日のポイントは、
危機一髪の臨場感! です。

パン職人・屋村さんのおかげで、危機一髪で助かった嵩くん。

機関車の下から映されたアングルは、想像以上に臨場感の塊でしたね。多くの朝ドラファンが、朝から本当にハラハラさせられたはず!

その後に放った悲痛な叫び声はまた美しく、物悲しさをまとっていて…。兄として情けなくて消えてしまいたい気持ちと、悔しくて見返したい気持ちの両方が含まれているように聞こえました。

子どもでも大人でもない嵩くんの不安定な心の中まで、あの『声』に反映されていたように思います。

 

そしてネット上では、柳井兄弟の直接対決にも多くの注目が集まったようです!

「ほんとによかった 涙。兄弟お互いに内に秘めてた思いをぶつけ合って…」
「ケンカの内容が辛くて切なすぎた。千尋もよう言うた!トミコ聞いてたか!」
「一度、腹を括って冷静に話さないとだね 泣。はやく仲直り出来ますように」
「兄弟の想いがすれ違ってのケンカは心も痛いね」などなど。

複雑な家庭環境で育ったゆえに、お互いを大切に思いつつもケンカしてしまう切ない展開に、多くの朝ドラファンが仲直りを切望していました。

 

またケンカを止めに入ったのぶちゃんのビンタは、ガッツリと嵩くんに効いたと思います。

のぶちゃんを演じる今田美桜さんは、やっぱり怒っている表情が魅力的です!悲しさを帯びたメラメラとした炎のオーラまで見えるようでした。

のぶちゃんの想いを理解していないと、ただ千尋くんを庇っているように聞こえてしまいそうなセリフだったことがちょっと心配です。

結果的にスッキリとはしない終わり方でしたが、ずっとこのままではないはず!どんな展開が仲直りに導いてくれるのか、朝ドラファン的目線ではこれからが楽しみ〜♪

 

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あんぱん 4週 第17話|放送後|みんなの感想・考察!

あんぱん 4週 第17話|放送前|予告・感想・考察まとめ!

 


約束をすっぽかす嵩

第17話では、のぶちゃんに勉強を教える約束をすっぽかす嵩くんの心情に注目〜!

第17話では、のぶちゃんとの約束をすっぽかす行動に出る嵩くんの気持ちが、物語のカギになりそうです。
この時の嵩くんは、意図的に出かけている可能性が高いと思います。
前回、家庭教師を引き受けたものの、弟・千尋くんに助けてもらう形になったからです。
情けなさに打ちひしがれ、嵩くんは自分がいなければ自然と千尋くんが教えるだろうと考えるのだとか。
あの嵩くんなら、むしろその方がのぶちゃんのためになるとまで考えていそうですね。

しかし朝ドラファン的視点では、それは嵩くんお得意の建前ではないかと想像しています。
本音はまた同じような気持ちを味わうことから逃げたいだけ…という可能性もありそうです。
そういえば第9話でも「母ちゃまに会いたいき…」と言った千尋くんのため、母・登美子さんの元へ会いに行ったことがありましたね。
母を前にして、本音では自分自身が会いたかったと言っていた記憶があります。
嵩くんは第17話でも自分の本音を胸の奥に閉まって、千尋くんとのぶちゃんを2人きりにするのかもしれません。


しかしそんな兄の劣等感を痛いほど理解しているのが、苛立ちながら帰りを待っている千尋くんです。2人が取っ組み合いのケンカになるのも、嵩くんが自分自身を卑下するような言葉を口にするからなのだとか。のぶちゃんとの約束をすっぽかした言い訳が、そんな内容だなんて千尋くんも朝ドラファンも半ば呆れてしまう予感。そうして普段は仲の良い2人が心のうちをさらけ出し、初の『ガチ兄弟ゲンカ』をする姿は朝ドラファンとして見逃せませんね。

またのぶちゃんが、2人のケンカを止めに来るシーンも楽しみにしています。
どうやらのぶちゃんは嵩くんにバチーンッと1発、お見舞いするようなのです。
血気盛んな『ハチキンおのぶ』の平手打ちは、記憶に残る朝ドラの名シーンになる予感がしています!
同時に平手打ちをされた方の嵩くんが、どんなリアクションで応じるのかも要チェックですね。

約束をすっぽかした嵩くんが、最終的に平手打ちされるという波乱の待つ第17話。
嵩くん・千尋くん・のぶちゃんの幼なじみ関係は修復されるのか…、朝ドラファン的にこの先も気になり過ぎる〜

 

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あんぱん 4週 第17話|出演者と番組情報

4週 第17話 出演者 今田美桜,北村匠海,江口のりこ,原菜乃華,中沢元紀,瞳水ひまり,木村優来,平山正剛,戸田菜穂,浅田美代子,竹野内豊,阿部サダヲ
脚本 中園ミホ
音楽 井筒昭雄
主題歌 RADWIMPS 「賜物」
語り 林田理沙(アナウンサー)
制作統括 倉崎憲
放送期間 2025年3月31日〜2025年9月26日予定

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