朝ドラ「あんぱん」第26話では、東京高等芸術学校に入学した嵩が健太郎と再会！銀座で胸躍らせる一方、高知ののぶにも新たな動きが訪れます。
【13週目まで公開中】朝ドラ あんぱん 最終話までのネタバレプラスあらすじ考察とキャスト・モデル・相関図も！
あんぱん 6週 第26話｜放送前ネタバレあらすじ・考察｜銀座で始まる新たな日々
昭和12年（1937年）
いよいよ東京へ向けて出発する幼なじみ・嵩（北村匠海）。御免与駅には、お世話になった伯父・寛（竹野内豊）や伯母・千代子（戸田菜穂）が見送りに来ました。弟・千尋（中沢元紀）も落ち着いたら手紙を書くように嵩へお願いします。
すると、そこにパン職人・屋村（阿部サダヲ）が自転車で駆けつけました。屋村は「これ、俺の気持ち。汽車で読んでね」と手紙を渡します。不思議に思う嵩。
車内で封を開けると、それはのぶ（今田美桜）からの手紙でした。東京へ行っても頑張るように励ます内容だったのです。
愛国心の教え
一方、女子師範学校の二年生になったのぶ。寮の部屋にも後輩が入りました。
担任の黒井先生（瀧内公美）は、いっそう指導に力が入っています。一年後の卒業を見据え、黒井先生は「小川さん、あなたはどんな教師になりたいですか？」とうさ子（志田彩良）に問いました。
「私は裁縫を教えて、立派な女子を育てたいがです」とうさ子は淀みなく答えます。「朝田さんは？」と問われたのぶは、「私は子どもらに体操の楽しさを教えたいと思うちょります」と答えました。
さらに黒井先生から、立派な教師の定義を聞かれたのぶ。答えを言えないでいると、黒井先生は「遅いっ！」と一喝するのです。
黒井先生が生徒に尋ねると、皆一斉に「大和魂をもつ教師です」と声を張ります。「日本が誇る先哲の教えを自らの血肉とし、それをもって子らを教え、導かなければなりません」と黒井先生。
しかし、以前よりのぶは、愛国心を重んじる指導にどこか納得できずにいるのでした。
東京高等芸術学校への入学
無事東京に到着し、入学の日を迎えた嵩。すると受験の時に隣だった学生・健太郎（高橋文哉）と偶然再会したのです。
補欠で合格した健太郎もまた、晴れて東京高等芸術学校の学生になれたのでした。二人は再会を喜び、さっそく教室内でじゃれ合います。
未来は真っ白
嵩と健太郎の担任は、座間（ざま／山寺宏一）という教師でした。教室を見渡した座間は、いきなり嵩を当てて「将来は何になりたい？」と尋ねます。しかし嵩はモゴモゴして答えられません。
その様子を見た座間は、それでいいと生徒たちに伝えました。座間は、君らの未来は真っ白だと言い、何色に染まるかは君ら次第だと語ります。
すると突然、「机で学ぶことは何もない」と言う座間。いきなり学生たちへ、世の中を感じ取るため銀座へ行くよう指示したのです。
銀座の風景
銀座に繰り出した嵩と健太郎は、都会的な風景と洗練された人々に胸を踊らせます。キネマ座で「フランケンシュタイン」を観ると、興奮した嵩は作り手に思いを馳せました。
嵩はスケッチブックを取り出し、目の前の風景を描き始めます。一方、健太郎は街を歩く美女たちに目を奪われ、どこかへ行ってしまいました。
健太郎と同居へ
部屋でのぶに手紙を書く嵩。すると、健太郎がやってきたのです。今日見つけた美女の数を報告に来た健太郎でしたが、本当の目的は嵩の部屋に転がり込むことでした。
健太郎はお世話になっている親族の家は遠いからと嵩を説得し、二人は一緒に暮らすことになります。
柳井嵩子からの手紙
のぶに手紙が届きました。差出人には「柳井嵩子」とあります。嵩が女子のふりをして手紙を送ったのです。
中身を読むのぶ。そこには学校も街も人もすべて刺激的だと書かれ、「のぶちゃん、いつか東京においで。ここには自由があるんだ」と嵩の気持ちが込められていました。二人は幼い頃、銀座の話をした思い出があったのです。
しかし、銀座には美女ばかりいる…と余計なことが書かれており、のぶは「嵩のくせに生意気じゃ」と少々不貞腐れてしまうのでした。
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あんぱん 6週 第26話｜放送後｜今日の感想・考察まとめ！
今日のポイントは、
嵩くん、友達と銀座を満喫！ です。
見事に再現された銀座の街並みと歩く人々の華やかなこと！
都会の洗練された景色に、幼なじみ・嵩くんたちと同じくテンション爆あがりしました。嵩くんの同級生・健太郎くんの『ザ・おのぼりさん』ぶりもかわいかったですね。
朝ドラファンとしては2人とも合格できて本当によかった…と、うれしさがしみじみと込み上げるシーンにもなりました。
またネット上では「銀座に行け！」と促した担任・座間先生を演じる声優・俳優の山寺宏一（やまでらこういち）さんに注目が集まったようです。
「あ、山寺さん！ここで出てくるのか！！いや、本当豪華」
「アンパンマン声優持ってくるのにくいなぁ。朝からいい声聞けて耳福」
「座間先生いいなーいい先生だなー。山寺さんてのがまたいいなー」などなど。
めいけんチーズや2代目ジャムおじさんなど、多彩なキャラクターの声を担当する山寺さん。満を持してのドラマ降臨に、多くの朝ドラファンがよろこんでいました！
一方、東京新生活を報告した嵩くんの手紙にムカついていたのぶちゃん。女性を褒める言葉ですぐふくれっ面になって、おもしろいシーンでしたね！
怒りの原因は美人への嫉妬か自由への嫉妬か…、その両方だったのかもしれません。
それにしても2人を取り巻く環境があまりにも対照的に描かれていて、朝ドラファンとしてはどこか引っかかります…。これが価値観の違いから2人がギクシャクするフラグだったりしないといいな〜！
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あんぱん 6週 第26話｜放送後｜みんなの感想・考察！
#朝ドラあんぱん 北村匠海に肩を並べられる高橋文哉もすごーーく上手いな…ずっと見ていたくなる二人だ。「のぶちゃんもいつか東京においでここには自由がある」が重要な場面で使われるかと思いきやそんなことなかったという、この絶妙な外し方があんぱんの好きなところ😂
— 明日菜子 (@asunako_9) May 5, 2025
健ちゃんがわざわざ数まで数えた美人が多いをそのまま手紙に書く嵩。のぶがどう思うか想像してないところいいな。#朝ドラあんぱん
— tashiyoma (@tashiyoma) May 5, 2025
のぶと嵩は違う時代を生きてるのかと思うくらい世界が違う。師範学校厳しすぎる…
#朝ドラあんぱん— めるこ (@melco_mym) May 5, 2025
こちらも東京での新生活。美術学校であんなハイカラな制服があったのか
健ちゃんええキャラ
狭い檻でガチガチの価値観にもがくのぶには嵩子の手紙はキラキラ眩しすぎるね— ちゃちゃちゃ (@yukimi_apple) May 5, 2025
戦時下の洗脳まがいの教えに染まりきれないのぶちゃん、自分を持ってる証拠だよ。
#朝ドラあんぱん— めるこ (@melco_mym) May 5, 2025
あんぱん 6週 第26話｜放送前｜予告・感想・考察まとめ！
東京で学生生活を始める嵩
第26話で幼なじみ・嵩くんは、東京高等芸術学校に進学し新生活を始めます〜♪
いよいよ第26話から、幼なじみ嵩くんの東京生活が描かれ始めます！
しかも受験の時に出会った陽気な青年・辛島健太郎（からしまけんたろう）くんも再登場。
さっそく楽しい友達もできて、嵩くんの人生にやっと運が向いてきたような展開にワクワクしてしまいますね！
中でも新生活で注目したいのは、担任・座間晴斗（ざまはると）先生の自由さと軽やかさです。
登校初日から「銀座へ行ってこい！」なんて、のぶちゃんの通う女子師範学校では考えられません。
芸術系の学校らしく常識からはみ出ることの大切さを初っ端からかまされ、面食らう学生たちの表情が楽しみですね。
ちなみに担任の座間先生を演じるのは、声優・俳優として活躍する山寺宏一（やまでらこういち）さん！
もちろんご存知、アニメ『それいけ！アンパンマン』に登場する名犬チーズやかばおくんなど、多種多様なキャラクターの声を担当するレジェンドです。
これから授業だけでなく、生き方についても指針となる教師を演じるとあって、朝ドラファン的にとても注目しています。
また座間先生のモデルは、嵩くんのモデル・やなせたかしさんが東京高等工芸学校時代に出会った担任の先生なのだとか！
学生時代のやなせさんは、学校よりも『銀座学校（銀座の街で散策したり映画を観たりして世の中を感じること）』に足繁く通っていたようです。
そんな時代があったから、やなせさんは無数のキャラクターを生み出せる自由な発想の持ち主になれたのかもしれません。
そんな史実も踏まえると、これから座間先生との絡みがより色濃く嵩くんの人生を良い方向へ導いてくれる展開も見えてきますね！
となると、おそらく『意図的』なのだと思いますが女子師範学校のガチガチに縛られた生活と嵩くんの新生活がはっきりと対照的に描かれる予感…。
環境は人を変えるため、2人の考え方はこれまで以上に離れていくような気がしてなりません。
違うから面白いと興味がわく間は良いですが、あまりにもかけ離れすぎてしまうと分かり合えないフェーズに入っていく可能性もありそうです。
楽しく自由な嵩くんの新生活を中心に描かれる第26話。
浪人生活に耐え抜いて勝ち取った『今』を思いっきり楽しんでもらいたいですね。
ただ朝ドラファンとしては頭の隅にのぶちゃんの暮らしも入れておくと、より深く物語を感じ取れるかもしれません。
さらに離れ離れになった嵩くんとのぶちゃんが、何に影響を受け・どう変わっていくのか？をしっかり追いかけていきたい〜♪
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あんぱん 6週 第26話｜出演者と番組情報
| 6週 第26話 出演者 | 今田美桜，北村匠海，高橋文哉，山寺宏一、瀧内公美 |
| 脚本 | 中園ミホ |
| 音楽 | 井筒昭雄 |
| 主題歌 | RADWIMPS 「賜物」 |
| 語り | 林田理沙（アナウンサー） |
| 制作統括 | 倉崎憲 |
| 放送期間 | 2025年3月31日〜2025年9月26日予定 |
