あんぱん 7週 第33話|ネタバレあらすじと感想・考察!|教師への想いと贈り物の行方

この記事では、今田美桜主演のNHK朝ドラ(連続テレビ小説)「あんぱん」第33話(2025年5月14日放送)のネタバレ・あらすじを、どこよりも早く&分かりやすくご紹介します!

朝ドラ「あんぱん」第33話では、のぶが子どもたちと触れ合い教師への夢を再認識。嵩から手渡された美しい贈り物が、2人の心を乱します。

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あんぱん 7週 第33話|放送前ネタバレあらすじ・考察|心を乱す夏のおくりもの

体操を教える夢

近所の子どもたちと一緒に、久しぶりにラジオ体操をするのぶ(今田美桜)。楽しそうに体を動かす子どもたちに、のぶも自然と笑顔になります。

朝食中、のぶはやっぱり体操の楽しさを伝えられる教師になりたいと家族に話すのです。

学校の次は縁談だと言い始める祖母・くら(浅田美代子)。まだ考えられないのぶは、妹・メイコ(原菜乃華)に話を振りました。

しかし、メイコは一点を見つめてぼーっとしています。すると唐突に「お嫁さんになりたい」と言い出すのです。

もう相手も見つけたと言うメイコに、面々は驚きます。祖父・釜次(吉田鋼太郎)は取り乱しました。

メイコの想い人

メイコの想い人が誰なのか気になる朝田家の女子たち。のぶは心当たりがありませんが、妹・蘭子(河合優実)は「もしかして、一緒に海に行った人やないの」と言うのです。

のぶが「え、健太郎さん!?」と思わず口に出した言葉を、メイコはしっかりキャッチしました。母・羽多子(江口のりこ)はその人のお嫁さんになりたいのかと問いますが、メイコははぐらかします。

すると、健太郎(高橋文哉)があんぱんを買いに来たのです。メイコはいつまで高知にいるのかと尋ねると、健太郎は明日だと答えます。

柳井家にて

あらためて、嵩(北村匠海)のコンクール佳作入賞をお祝いする柳井家の面々。お酒を飲んで上機嫌の伯父・寛(竹内豊)は、ずっと嵩を心配していたが、今は千尋が心配だと話し始めます。

千尋は我慢しすぎだと指摘する寛。しかし千尋はそれを当たり前として生きてきました。我が道をゆけと言われますが、うまく答えられません。

柳井家にて

嵩の部屋で、ある物が置いてあることに気づいた健太郎(高橋文哉)。それは嵩が東京から高知まで大事そうに持ち帰ったお土産だったのです。

健太郎は、嵩がのぶに手渡さないつもりなのかと心配になりました。ちょうど部屋を通りかかった千尋も「仲直りしただけでいいのか」と、後悔しないように嵩の背中を押すのでした。

千尋の秘めた気持ち

翌日、千尋は朝田パンを訪れました。嵩が空き地で待っているとのぶを呼び出したのです。

嵩へ会いに行くのぶを切なそうに見つめる千尋。その姿を見ていたメイコは「もしかして千尋さん、のぶ姉ちゃんのこと…」と尋ねます。

千尋はハッキリ答えませんが、のぶに想いを寄せていたのです。メイコは誰にも言わないと、千尋に約束しました。

のぶへのプレゼント

空き地で会ったのぶと嵩。「お礼が言いたくて」と嵩は切り出します。

「嵩は絵を描くために生まれてきた人」というのぶの言葉を、嵩はずっと支えにしていたのです。受験勉強もコンクールの佳作入賞も、のぶちゃんがいてくれたから今の自分があると嵩は伝えます。

そして、大きなプレゼントを手渡しました。開封した箱の中身を見て、こんなに美しいものを…とのぶは言葉を失います。

それは、きれいな赤いハンドバッグです。見たときに、のぶの顔が浮かんだと話す嵩。のぶがこれを持って銀座を歩いたら素敵だろうなぁと語ります。

再びすれ違う2人

ところが、のぶは受け取れないと拒否しました。こんなに贅沢なものは欲しがれないと言うのです。

「嵩も戦地で闘う兵隊さんのこと考えてみいや」とのぶは声を震わせながら話します。戦争はいつか終わると言う嵩に「嵩はなんちゃわかっとらん!」と声を荒げるのです。

こんな贅沢なものを買うなら献金すべきだと訴えるのぶ。その考えに、嵩は賛同できません。「美しいものを美しいと思ってもいけないなんて」と嵩は言葉を絞り出しました。

教師になったら、子どもたちにもそう教えるのか?と嵩は訊ねます。さらに「そんな先生、僕はやだな」と言うのです。のぶは変わったと指摘する嵩。

自分の考えを譲れないのぶは、自分も変わったが嵩も変わったと伝えます。ハンドバッグだけでも受け取って欲しいとお願いする嵩。

しかし、のぶはいらないと告げ、「しゃんしゃんと東京にいね」と言い放つのでした。

 

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あんぱん 7週 第33話|放送後|今日の感想・考察まとめ!

今日のポイントは、
突き返された赤いバッグ です。

空き地で呆然と立ち尽くす幼なじみ・嵩くんが、脳裏に焼きついて離れません…。

箱の中に閉じ込められたままになった、嵩くんからの『ありがとう』

あのあと、受験の時に漫画やスケッチブックなどをしまった押入れへ無造作に置いておくのかな…なんて、妄想をしてしまいました。

 

ネット上では嵩くんの「そんな先生、僕はやだな」という言葉を受け、最後に捨て台詞を吐いて去ったのぶちゃんに注目が集まったようです。

「感動しながらも軍国主義を捨てられないのぶちゃんもよかった」
「のぶちゃんは嵩くんの意見も正しいと、少し思った自分に気づいたのかも…」
「のぶ!本当の心を表へ!時代に丸め込まれないで!」などなど。

無意識のうちに師範学校の考え方に染まりつつあるのぶちゃんに、嵩くんのまっさらで正直な気持ちが刺さった瞬間でもありました。

修復しかけた関係が見事に決別し、多くの朝ドラファンがやるせない気持ちになったようです。

 

朝ドラファンとして、壮大な伏線回収で赤いハンドバッグを手に銀座を歩くのぶちゃんがいつか観られると信じています。

その隣には、楽しそうに歩幅を合わせて歩く嵩くんがいてくれたらいいな〜♪

 

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あんぱん 7週 第33話|放送後|みんなの感想・考察!

あんぱん 7週 第33話|放送前|予告・感想・考察まとめ!

 


東京土産をのぶに手渡す嵩

第33話では幼なじみ・嵩くんが、のぶちゃんに東京土産をやっと手渡します〜♪

第33話ではついに幼なじみ・嵩くんが、のぶちゃんに東京土産を手渡すようです。
どうやら海で仲直りしたものの、のぶちゃんに対して『たっすいがーの嵩』を発動している模様。
そんな嵩くんの背中を押してくれるのが、嵩くんの同級生・健太郎くんと嵩くんの弟・千尋くんになるのだとか!

まず健太郎くんは、嵩くんの浮かない表情と部屋に置かれたままのお土産で何かピンと来るようです。
おそらく翌日の最終便で東京に戻る予定なのに、大事に持ち帰ったお土産の存在に違和感を抱くのだと思います。
すかさず良い意味で空気を読まずに渡さなくていいのかと聞くという健太郎くん、グッジョブ!
それでも嵩くんはモジモジしたままで、多くの朝ドラファンから総ツッコミを入れられそうだなと予想しています。

そんな状態の嵩くんの前に現れるのが、頼れる千尋くんになるのだとか!
たっすいがーな兄貴に、後悔しないようにとしっかり釘をさすようです。
このセリフには、第32話で描かれる『祖父・釜次さんの弟子・豪さんの出征』について語り合う海でのシーンが関係すると推測しています。
この時、健太郎くんも加えた3人で、いずれ自分たちも兵隊に取られる未来を意識し始めたはずです。
それを踏まえると千尋くんのセリフ自体は短くシンプルなものの、その奥にはとても深い意味が込められているように思えて仕方ありません。
また弟の真意も嵩くんはしっかりと受け止められるから、やっぱり渡そうと考え直す展開に繋がる気がしています。

そして肝心の東京土産の中身は、やはり『赤いハンドバッグ』になるのだとか。
第31話の嵩くんが銀座のショーウィンドウで見かけ、足を止めたあのバッグです。
しかし中身を見たのぶちゃんが、この高級品を素直によろこぶとは思えません。
『愛国の鑑』ともてはやされる中、こんな真っ赤なバッグを持ってウキウキで街を歩いていたら…!
令和の時代なら大炎上して、SNSで叩かれてもおかしくない気がします。

案の定、のぶちゃんは『ご時世』に寄り添おうとしない嵩くんに『ハチキンおのぶ』が発動するのだとか!
良かれと思ってプレゼントしたのに、言葉でボコボコにされる嵩くんの悲痛な表情も見どころポイントになりそうですね。
最終的に2人とも散々な帰省になる展開が濃厚となり、朝ドラファンとしても「仲直りは?!」となってしまいそう…。

東京土産を手渡すシーンが、まさかの『仲違い、ふたたび』へと発展する第33話。
せっかく健太郎くん・千尋くん・妹のメイコちゃんが動いてくれたのに…。
多くの朝ドラファンが、ギリギリと歯痒い思いをしてしまいそう〜!


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あんぱん 7週 第33話|出演者と番組情報

7週 第33話 出演者 今田美桜,北村匠海,江口のりこ,河合優実,原菜乃華,高橋文哉,中沢元紀,戸田菜穂,浅田美代子,吉田鋼太郎,竹野内豊
脚本 中園ミホ
音楽 井筒昭雄
主題歌 RADWIMPS 「賜物」
語り 林田理沙(アナウンサー)
制作統括 倉崎憲
放送期間 2025年3月31日〜2025年9月26日予定

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