あんぱん 10週 第50話|ネタバレあらすじと感想・考察!|前日の再会と出征日の別れ

この記事では、今田美桜主演のNHK朝ドラ(連続テレビ小説)「あんぱん」第50話(2025年6月6日放送)のネタバレ・あらすじを、どこよりも早く&分かりやすくご紹介します!

朝ドラ「あんぱん」第50話では、出征を前に帰郷した嵩が、幼なじみののぶと再会。やがて迎える出発の朝、商店街の人々が見送りに集まる中、嵩の前に“あの人物”が姿を現します。

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あんぱん 10週 第50話|放送前ネタバレあらすじ・考察|再会から始まる別れの朝

やるせない祝福

幼なじみ・嵩(北村匠海)を見て、なぜ帰省したのか気づくのぶ(今田美桜)。そして身を正し、おめでとうございますと声をかけたのです。

そう祝福され、嵩は「おめでとうか、困ったな」と戸惑いました。周囲には軍隊に向いていないと言われ、のぶもそう思っていると感じていたからです。

嵩はのぶからの型にはまった祝福の言葉に、やるせない気持ちになります。柳井家でも、女中・りん(瞳水 ひまり)に「お国のために、立派なご奉公を」と告げられ、複雑な表情を浮かべるのでした。

出征の日

とうとう出征の朝を迎えた嵩。伯母・千代子(戸田菜穂)や商店街の人々も見送りのために集まります。千代子は嵩の伯父・寛(竹野内豊)の遺影を抱え、辛さを堪えて送別の言葉をかけようとしていました。

なかなか言葉の出ない千代子。愛国婦人会の民江(池津祥子)にしっかり送り出すように叱られてしまいます。民江の「最後」という表現に、千代子は狼狽しました。

居ても立ってもいられなかったのぶは、学校を抜けて走って駆けつけます。千代子が声を振り絞り「お国のために立派な…」と伝えようとしたとき、人混みの後ろから思ってもいなかった人物が現れるのです。

母親の役目とは

「嵩、死んだらダメよ!」と声を張り上げたのは、嵩の母・登美子(松嶋菜々子)でした。「嵩、いいこと、絶対に帰ってきなさい!逃げ回ってもいいから、卑怯だと思われてもいい。生きて、生きて帰ってきなさい!」と、登美子は涙ながらに伝えます。

「母さん…」と驚く嵩。登美子の発言に、民江はそれでも帝国軍人の母親かと詰問しました。登美子は「戦争に行く子に死んできなさいと言うのが…?」と国が求める母親像に憤りを覚えます。

すると、憲兵が「お前は反戦主義者か」と登美子に詰め寄りました。これ以上、御託を並べるなら捕らえると言うのです。

生きてもんてき

そこに割って入ったのは、のぶでした。生きて帰ってきてほしいのは母親なら当然のことだと、のぶは憲兵に対して果敢に意見を述べます。

「嵩、必ずもんてきい!お母さんのために生きてもんてきい!死んだら承知せんき!!」とのぶ。憲兵は「非国民どもめ!」とのぶや登美子を連行しようとしました。

そのとき、嵩のスイッチが入りました。毅然とした態度で「憲兵殿!」と呼びかけ、「柳井嵩!母が取り乱して失礼いたしました。立派にご奉公してまいります」と告げるのです。

「行ってまいります!」と真っ直ぐに敬礼する嵩。のぶと視線を合わすなかで、嵩はわずかばかり微笑むのでした。

高知連隊から小倉連隊へ

高知連隊に配属された嵩は、小倉連隊へ転属することになります。それを告げられる場所に呼ばれたもう1人の兵隊は、小学校の同級生・今野康太(櫻井健人)でした。

「小倉ですか…?」と思わず発した嵩。弛んだ態度だと、上等兵からさっそく体罰も含めた厳しい叱責を受けます。

上等兵・八木との出会い

勇猛果敢で知られる小倉連隊。嵩が靴紐を直していると、上等兵・八木信之介(妻夫木聡)が現れます。

何者だと聞く八木に、嵩は「あの、僕は…もとい自分は、本日付で高知連隊から転属いたしました。陸軍二等兵、柳井嵩です…もとい、であります!」としどろもどろに自己紹介しました。

すると八木は、「姿勢を正せ!戦場では、気の緩んでおる奴が一番に死ぬ。気を引き締めろ!」と嵩を怒鳴りつけるのでした。

 

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あんぱん 10週 第50話|放送後|今日の感想・考察まとめ!

今日のポイントは、
本音全開!涙の出征シーンです。

 

幼なじみ・嵩くんの出征シーンで、こちらも大号泣!

特に嵩くんの母・登美子さんのど直球な言葉は、母の愛に溢れていましたね。重ねて前回の喫茶店シーンが見事に効いて、不器用な親子の別れがより美しくドラマチックだったこと…!

『私は帝国軍人の母親なんかじゃない、嵩の母親なのよ』と全身で訴えているようでした。同調圧力に屈することなく突き進んだ姿が、たまらなくカッコよかったです!

 

またネット上では、そんな登美子さんを庇う形で本音を伝えられたのぶちゃんにも注目が集まりました。

「のぶちゃん、一瞬だけれど自分に戻れたんだね」
「次郎さんを送り出した時の後悔があるからこそ、嵩の時には吐き出せたんでしょうね」
「のぶもようやく本音が言えて朝からゲリラ豪雨くらい泣きました」などなど。

能面のようだったのぶちゃんの表情に生気が戻ったと、多くの朝ドラファンが感慨深く感じたようです。

 

そして出征シーンの最後に母とのぶちゃんを憲兵から守るため、建前を言って切り抜けた嵩くんにもグッときました。

座間先生にも親友・健太郎くんにも本音しか言わなかった嵩くんが、あえて言った「お国のために…」の言葉が心に沁みて…!お立ち台の上の嵩くんは微かに口角が上がり、もはや清々しさまで感じました。

朝ドラファン的にその微笑みの理由は、視線の先にいたのぶちゃんが自分のよく知っている『幼なじみ』に戻っていたからだと思います。

 

これでもかと感動要素がてんこ盛りで、涙なくしては観られなかった第50話!しかし、2人の言葉を胸に軍隊入りした嵩くんのこれからが早くも心配ですね。

朝ドラファンとして軍隊編に入っても「生きてもんてきて!」とエールを送り続けたい〜♪

 

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あんぱん 10週 第50話|放送後|みんなの感想・考察!

あんぱん 10週 第50話|放送前|予告・感想・考察まとめ!

 


御免与町から出征する嵩


第50話では、とうとう故郷から幼なじみ・嵩くんが出征します〜!

第50話で描かれる幼なじみ・嵩くんの出征シーンは、涙なしには観られない予感!
キーパーソンは、前半と後半で別人のように変わるのぶちゃんになりそうです。
『愛国の鑑』として自分を自分で騙してきたのぶちゃんが、やっと本心を声に出す瞬間になるかも…と妄想しています。

 

一方、後半で嵩くんの出征に駆けつけたのぶちゃんは、最後の最後に『愛国の鑑』とは程遠い言葉をかけて見送ることになるようです!
そのきっかけを作るのが、嵩くんが現れるとは思っても見なかった人物の役割になると予想中。
しかもその人物は、嵩くんの伯母・千代子さんが声をかけようとした瞬間に現れることになっています。

となるとサプライズ担当は、やはり嵩くんの母・登美子さんしか思いつきません!
出征シーンと母親の相性は、どのドラマにも共通の涙腺崩壊ポイントです。
手練れのベテラン脚本家・中園ミホさんが、そこを逃すとは考えにくいです。

そういえば第49話で、帰省前の嵩くんが銀座で母親と会う展開が待っています。
事前に2人を会わせるのは、母親に挨拶済みだと印象付ける巧妙なミスリードにも感じますね!
自由奔放な登美子さんなら、当時は決して口にできなかった『生きて帰って』という言葉をかけてあげられるかもしれません。

 

そんな風に丁寧に場面を重ねた先に、母親としての心からの本音に刺激を受けたのぶちゃんが覚醒するとしたら…!
嵩くんの出征と相まって、多くの朝ドラファンが涙を堪えられない予感がしています。
今生の別れになる可能性もある出征シーンで、嵩くんが本当に欲しかった言葉を大切な人からもらえたらいいですね。

ガッツリとシリアスな展開に、多くの朝ドラファンが釘付けになりそうな第50話。のぶちゃんの言葉で、嵩くんの心は晴れやかな気持ちに変わるかもしれません。
また2人が御免与町で再会する日を祈りつつ、嵩くんの出征を見送りたい〜♪


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あんぱん 10週 第50話|出演者と番組情報

10週 第50話 出演者 今田美桜,北村匠海,江口のりこ,河合優実,原菜乃華,池津祥子,吉田鋼太郎,藤本健翔,瀬口直助,木村日鞠,斉藤暁,小倉蒼蛙,櫻井健人,樫尾篤紀,瞳水ひまり,戸田菜穂,寺島ゆうか,倉本沙耶ほか
脚本 中園ミホ
音楽 井筒昭雄
主題歌 RADWIMPS 「賜物」
語り 林田理沙(アナウンサー)
制作統括 倉崎憲
放送期間 2025年3月31日〜2025年9月26日予定

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