あんぱん 17週 第83話|ネタバレあらすじと感想・考察!|地震に揺れる高知、嵩の安否は?のぶの祈りと新聞記者たちの奮闘

この記事では、今田美桜主演のNHK朝ドラ(連続テレビ小説)「あんぱん」第83話(2025年7月23日放送)のネタバレ・あらすじを、どこよりも早く&分かりやすくご紹介します!

朝ドラ「あんぱん」第83話では、西日本で大地震が発生。のぶは高知の仲間たちの安否を案じ、新聞社では記者たちが混乱の中で情報収集に奔走します。

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あんぱん 17週 第83話|放送前ネタバレあらすじ・考察|嵩の行方と祈るのぶの心

仕事に打込むのぶ

この日もガード下の浮浪児たちの話を聞き取りするのぶ(今田美桜)。

貧困に苦しむ子どもたちの声に胸を痛めます。

その後、事務所に戻ったのぶは鉄子(戸田恵子)らに現状を報告するのでした。

「まず何より、児童保護施設の整備が急がれると思いました」

次は施設の状況を調べてみようと思うと、鉄子に提案するのぶ。

鉄子も賛同し、調査を基に予算配分を提出できるようがんばろうと励ましたのでした。

一方、高知では

自宅に届いたのぶからのハガキをよろこぶ蘭子(河合優実)とメイコ(原菜乃華)。

するとメイコは、バッグを手に嵩が来たことを手紙で知らせたいと言ったのです。

しかし蘭子から、2人の問題だから「やめちょきや」と止められてしまいます。

多少のおせっかいが必要だと思うメイコは、少し納得行かないのでした。

 

一方、月刊くじら編集室で1月号の付録を任された嵩(北村匠海)。

琴子(鳴海唯)の提案で、双六を作ることになりました。

紙を入れている引き出しを開けると、そこに仕舞っていた赤いハンドバッグが…。

のぶが脳裏によぎりぼーっとする嵩に、東海林(津田健次郎)からゲキが飛ぶのでした。

「何やりゆうがな!時間ないがぞ〜!」

お礼代わりに

話を聞かせてくれたお礼に、浮浪児たちに読み書きを教えるのぶ。

「さすがに教えるの、うまいねぇ」と割烹着姿の鉄子が声をかけます。

そこでのぶは、八木(妻夫木聡)から子どもには心の栄養も必要だと言われた話をしたのです。

鉄子はガード下にまた変わり者が増えたと笑顔を見せるのでした。

 

「ここで何してる?」

八木は戻ってくると、手伝いを頼んだ覚えはないと迷惑そうな態度を取りました。

すると子どもたちが、おじさんじゃなくてのぶがいいと言い出します。

その人気ぶりに鉄子が時間が空いた時はまた教えてあげなさいと指示したのです。

「好きにしろ」と最後に八木は折れたのでした。

スランプに陥る嵩

その頃、編集室で真っ白な紙と向き合っていた嵩。

締切りが近いため、東海林・岩清水(倉悠貴)・琴子も心配しています。

そこで東海林が大阪の新聞に掲載されていた話題の学生漫画家・手嶌治虫の漫画を見せたのです。

「スランプの部下を発憤させるのも俺の仕事やきにゃあ!」

しかし嵩は「俺はダメだ〜」とより深みにハマってしまうのでした。

西日本で大地震

1946年(昭和21年)・12月22日、東京に来て1ヶ月が経ったのぶ。

通勤途中のガード下の通路で、新聞を読む八木に遭遇しました。

「昨日の朝、西日本で大きい地震だ」

それを聞き、のぶは血相を変えて鉄子の事務所に駆け込んだのでした。

 

すでに地震の件を知っていた鉄子と世良。

方々に電話をかけ、状況把握に努めていたのです。

しかし高知県でも100名以上の死者が出ている程度の情報しか分からなかったのでした。

 

事務所のラジオの前で、情報に耳を傾け故郷の家族を想うのぶ。

続けて、泣きそうになりながらこう呟いたのでした。

「心配や…、たっすいがやき…。嵩…」

地震後の高知新報

安否不明の社員が多数いて、混乱の続く高知新報。

おとといの夜、会社に泊まり込んでいた東海林・岩清水・琴子は無事だったのです。

編集室を琴子が片付けていると、周辺を見に行った東海林と岩清水が戻ってきました。

徹夜続きだからと東海林が無理やり帰らせた嵩とは、未だに連絡がつかないのでした。

 

「柳井に万が一のことがあったら、俺の責任や…」

先ほど見てきた東海林は、嵩の家の周辺が1番被害がひどいと琴子らに伝えたのです。

3人は思わず最悪の想像をして、言葉を失ってしまうのでした。

のぶの自宅にて

バラック小屋の自宅に帰り、地震の新聞記事に目を通すのぶ。

死者数の踊る紙面に、虚ろな目を彷徨わせます。

ふと机の上にあった嵩の描いた月刊くじらの表紙が目に入りました。

そして顔をあげた時、視線の先には卓上鏡に自分の顔が映っていたのでした。

 

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あんぱん 17週 第83話|放送後|今日の感想・考察まとめ!

今日のポイントは、
高知で大地震!嵩くん、無事でいて! です。

 

高知県を襲う大きな地震が、ついに描かれてしまいました!

編集長・東海林さんや先輩記者・岩清水くん、そして同期・琴子さんの無事が分かってうれしかったものの…。

嵩くんや朝田家の面々の安否が分からずじまいで放送が終わり、本当に心配です。

物語の都合上、嵩くんは生きていると分かっていても胸がキュッとなる回でした。

 

一方、ネット上も大地震にみまわれた高知の皆や情報を待つのぶちゃんたちを心配する声で溢れていました。

「嵩くんも朝田家のみんなもどうか無事でいて!」

「安否確認の手段が少ない時代だからこそ不安でいっぱいになるよね…」

「終戦からたった1年で地震と津波のダブルパンチは辛いわ…」

「朝ドラで初めてこんな地震が起きてたって知った!」などなど。

今回描かれた『昭和南海地震』をドラマを通して知った朝ドラファンもたくさんいたようです。

 

また第83回では、気になる登場人物の名前も出てきました!

スランプの嵩くんが編集長・東海林さんから見せられた漫画を描いた手嶌治虫(てじまおさむ)さんです。

公式からイケメン俳優・眞栄田郷敦(まえだごうどん)さんが演じると発表されていただけに、いずれ対面する時が楽しみになりました。

 

そんな『いつか』が実現するためにも、嵩くんの状況が気になった第83話。

朝ドラファンとして、高知の面々の無事を祈りながら続きを心待ちにしたい〜!

 

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あんぱん 17週 第83話|放送後|みんなの感想・考察!

あんぱん 17週 第83話|放送前|予告・感想・考察まとめ!

 


地震が来た故郷に祈るのぶ

第83話では、巨大地震にみまわれた高知のみんなをのぶちゃんが心配します〜!

第83話では西日本で巨大な地震が起き、祈るしか出来ないのぶちゃんが見どころになりそうです。
確かな情報がないまま時間だけが過ぎ、疲弊する心情を思うと胸が痛みます。
特に朝ドラファンとしては、のぶちゃんが嵩くんの安否に対してどんな気持ちを抱くのかにも注目しています!

 

もしかしたらこの巨大地震は、1946年(昭和21年)12月に起こった『昭和南海地震』をモチーフに描かれるのかもしれません。
和歌山県潮岬沖(しおのみさきおき)を震源とし、規模はマグニチュード8.0。
高知県や徳島県、和歌山県で特に被害が多く、1300人以上の死者が出た大災害として今に伝えられています。
戦争の傷が癒えきらないうちに起こった災害は、人々の心をさらに追い込んだことでしょう…。

そんな史実を踏まえると、自分たちも被災者でありながら情報を伝えようと奮闘する高知新報の面々も見逃せません!

 

編集長・東海林さんや先輩記者・岩清水さんの『記者魂』に感動するシーンになる予感がしています。
書類整理に奮闘する同期・琴子ちゃんの姿も合わせてチェックしたいです。

ただ気になるのは、幼なじみ・嵩くんがこの場にいないという謎!
実は史実で嵩くんのモデル・やなせさんは、高知新聞時代に地震に気付いたものの2度寝したエピソードが残っています。

出社した時、周りの記者たちはもう動き出していて、意識の差を見せつけられたのだとか。
この経験で新聞記者に向いていないと悟り、漫画家に転身するきっかけになったとも言われています。
嵩くんも似たような流れをたどり、退社を決意するのかもしれませんね。

そんな事情も知ることのないまま、家族や嵩くんの無事を祈り続けるのぶちゃん。
命を脅かすような経験が、また物語を大きく動かしていきそうです。
第83話では動揺するのぶちゃんとやっぱりマイペースな嵩くんのギャップに注目していきたい〜♪

 

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あんぱん 17週 第83話|出演者と番組情報

17週 第83話 出演者 今田美桜,北村匠海,江口のりこ,河合優実,原菜乃華,木原勝利,番家玖太,佐藤五郎,徳橋みのり,戸田恵子,妻夫木聡
脚本 中園ミホ
音楽 井筒昭雄
主題歌 RADWIMPS 「賜物」
語り 林田理沙(アナウンサー)
制作統括 倉崎憲
放送期間 2025年3月31日〜2025年9月26日予定

 

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