ネタバレ予告あらすじと感想
2024年4月1日(月)放送日
虎に翼1週「女賢しくて牛売り損なう?」
虎に翼1週1話4月1日(月)|見合いをしたくない寅子
*虎に翼1週1話【放送後】のネタバレあらすじ感想です。
日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ一人の女性がいました。
『虎に翼』は日本初の女性弁護士で後に裁判官となった猪爪寅子(いのつめともこ)の物語です。
1946年(昭和21年)
肩を震わせながら新聞に掲載された『日本国憲法第14条』に目を凝らす猪爪寅子。
そこには「すべて国民は法の下に平等であって人種、信条、性別、社会的身分又または門地により政治的経済的又は社会的関係において差別されない」と書かれてありました。
その翌年、寅子は不安と緊張のにじむ顔で司法省の人事課に足を運びます。
そこで後に最高裁判所長官となる桂場等一郎(かつらばとういちろう)に向き合ったのでした。
1931年(昭和6年)初夏
日本国憲法が公布される15年前の事です。
間もなく女学校卒業を迎える17歳の寅子は、父・直言(なおこと)と母・はるに連れられ、レストランで見合いに臨んでいました。
東京帝大卒で大蔵省に勤務する見合い相手に、両親は懸命に寅子をアピールしますが寅子は全くやる気がありません。
なんと寅子は前夜に夜逃げ騒動を起こしていたのです。
その理由は、結婚した自分が想像つかず、全く胸が躍らないというものでした。
しかし「結婚こそ女の幸せ」と考える母・はるは、朝まで延々と持論を訴え、寅子を無理やり見合いの席に着かせました。
そんなはるの思いも空しく寅子は見合い中に居眠りする始末です。
当然ながら相手から断りの連絡が入ったのでした。
その後、二度目の見合いに臨みましたが結果は同じだったのでした。
女学校からの帰り道
結婚がいいものだとはどうしても思えない寅子。
「女の人の一番の幸せは結婚って決めつけられるのがどうしても納得できないのかもしれない!」
寅子は女学校の親友・米谷花江(よねたにはなえ)に思いを訴えます。
すると花江は、その考え方はまだ子どもだと笑います。
そして、やりたいことがないのなら、結婚してよき妻よき母になることが両親に報いることだと諭すのでした。
その夜、猪爪家にて
「三度目の正直にするから。今度こそ胸躍るかもしれないしね!」
覚悟を決めた寅子は、新たな縁談をすすめる両親に誓いました。
寅子が見合いに対して前向きになったため、父・直言と母・はるは大喜びしたのでした。
3回目の見合いにて
今度の相手は横山太一郎(よこやまたいちろう)です。
帝国大学卒で貿易会社に勤務する太一郎は、ニューヨークに3年赴任していたこともあるエリートです。
「結婚相手とは様々な話題を共に語り合える。そんな関係になりたいんです!」
太一郎の言葉は、寅子を感激させました。
見合いを成功させたいが、できれば対等に尊敬し合える人と一緒になりたいと考える寅子にとって太一郎は理想の相手かもしれません。
寅子は昨今の社会情勢について新聞で読んだ知識を基に話し続けました。
やがて、笑顔が消えた太一郎が言い放ちました。
「君、分をわきまえなさい!女のくせに生意気な!」
「はて?」寅子はわけがわからずポカンとしてしまうのでした。
つづく
| 2話▶
虎に翼1週1話4月1日(月)今日の感想!
放送後の感想とポイントをお届けです。
今日のポイントは、
「はて?」が口癖の寅子ちゃんです。
伊藤沙莉さんが演じる新ヒロイン・猪爪寅子(いのつめともこ)ちゃん。
「はて?」という口癖がとてもチャーミングでしたね。
法律がテーマはなかなか難しそうですが、寅子ちゃんのおかげで楽しく観続けられそうです。
リーガル・エンターテイメントらしく、第1話から寅子ちゃんがしゃべりまくっていたのも印象的でした。
テンポの良いコミカルなシーンが続き、さっそく良作の予感がします~!
ネット上でも新たな物語のスタートを楽しみにしていた朝ドラファンが、こぞってコメントしていました。
「はて?がいい味出してる!さすが沙莉ちゃんだ」
「オープニングの音楽と映像、センスしか感じないっ」
「尾野真千子さんのナレーション、めっちゃ合ってる〜」
などなど、朝ドラを楽しむための様々な要素をさっそくチェックしているようでした。
また寅子ちゃんの家出失敗シーンに『梅丸少女歌劇団』の名前が登場した点もうれしいサプライズでしたね!
コアな朝ドラファンたちに、『虎に翼』と前作の『ブギウギ』は同じ時代が描かれていると一発で伝わったのも良かったです。
ちなみに『虎に翼』の寅子ちゃんのモデル・三淵嘉子さんと、『ブギウギ』のスズ子ちゃんのモデル・笠置シヅ子さんはともに1914年(大正3)年生まれです。
同じ時代を生きているので『ブギウギ』のヒット曲が、『虎に翼』の中でも流れるかもしれませんね!
朝ドラファンとして、素敵なファンサービスを受け取ったような気持ちになります~!
さて、当時の『当たり前』(女は早く見合い結婚するのが親孝行)に収まりきれない寅子ちゃん。
これからどんな出会いやハプニングが待っているのか期待が膨らみますね!
彼女が「はて?」と疑問に思ったポイントを一緒に考えてみたくなるような深いドラマになりそうです〜♪
虎に翼1週1話4月1日(月)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
17歳の寅子ちゃん登場!
物語の始まりは、子役ではなくの女学校の最終学年からです〜♪
2024年上期のNHK朝ドラ『虎に翼』の主人公の名前は猪爪寅子(いのくまともこ)ちゃんです。
朝ドラあるあるですが第1〜2週頃までは主人公の子ども時代から描かれることが多いですよね!
しかし今回は、子役スタートではなく17歳から始まります。
ちなみに寅子ちゃんを演じる伊藤沙莉(いとうさいり)さんは、2024年(令和6年)に29歳になるのだとか。
丸顔でかわいらしい童顔の持ち主なので、10代の女学生も十分演じられそうですね!
そんな寅子ちゃんの家族たちも魅力的なキャラクターたちばかりです。
父・直言(なおこと)さんは、寅子ちゃんの理解者ですが、妻・はるさんには頭があがらないのだとか。
どこかで見たような・・・と思ったら、なんと前作『ブギウギ』で『はな湯』の常連さんだったアホのおっちゃんじゃないですか!
両方を演じている俳優・岡部たかしさんは2期連続の朝ドラ出演になります。
直言さんは銀行に務めているサラリーマンなので、4月からシュッとしたスーツ姿を見られそうです~!
そして寅子ちゃんが女学校を卒業するまでに、何としても縁談をまとめたい母・はるさんにも注目です。
はる役をつとめる人気俳優・石田ゆり子さんは、意外なことに今作が朝ドラに初出演です!
猪爪家を守り、子どもたちに真っ当な人生を送らせたいお母さんを演じます。
お見合いをめぐるシーンでは寅子ちゃんと幸せの価値観が全く違うため、何かと口論になってしまう姿も見どころになりそうですね。
他にも猪爪家には兄・直道(なおみち)さんとかわいい弟・直明(なおあき)くん。
そして中野太賀さん演じる書生・佐田優三(さだゆうぞう)さんが暮らしています。
昭和初期という時代背景に加え男性が多い家族構成から、寅子ちゃんに姉や妹がいたら違った人生になっていたかもしれないですね。
序盤は猪爪家のシーンが多いはずですから、家族のキャラクターをインプットして物語をより楽しんでいきたいと思います〜♪
以上、虎に翼1週1話のネタバレあらすじ予告でした。