ネタバレ予告あらすじと感想
2024年5月13日(月)放送日
虎に翼7週「女の心は猫の目?」
虎に翼7週31話5月13日(月)|優三と花岡の新しい道!
*虎に翼7週31話【放送後】のネタバレあらすじ感想です。
1939年(昭和14年)4月
高等試験に合格し一層と気合が入る寅子。
一方、弁護士になる夢を諦めた書生・優三は、住み慣れた猪爪家を出て、父・直言が社長を務める『登戸火工(のぼりとかこう)』にて住み込みで働くことを決めました。
寅子と優三は笑顔で固い握手を交わし、新たな道に飛び込んでいったのでした。
雲野法律事務所にて
紺色のスーツに身を包んで出社した寅子。
「本日より修習生としてお世話になります猪爪寅子です!」
張り切る寅子は尊敬する雲野弁護士の元で、1年半に渡る弁護士修習をスタートさせたのでした。
昼時の公園にて
大学で同級生だった花岡悟と轟太一と昼食を共にする寅子。
時々公園で顔を合わせることが寅子の息抜きの時間です。
寅子より一年早く高等試験に合格した花岡は、現在、裁判官になるために修習を受けています。
一方、寅子と一緒に合格した轟は『共亜事件』で若島大臣を弁護した錦田弁護士の事務所で、先輩の久保田聡子と一緒に修習を受けていました。
「早く法廷で会おう!」
3人は今日もお互いを励まし合うのでした。
雲野法律事務所にて
帝大経済学部の教授・落合洋三郎から弁護を引き受けてほしいと懇願された雲野。
落合は検察から、出版した著書数冊の中にファシズム批判や政治批判があり「安寧秩序を妨害する疑いがある」として起訴されていたのです。
戦時色が強くなる世相の中、この弁護で一歩でも間違えたら非国民扱いされてしまうため、どの弁護士も及び腰になっていました。
落合に押し切られる形で弁護を引き受けることになった雲野は、寅子たちと寝る間を惜しんで取り組みます。
やがて寅子がまとめた資料からヒントを得た雲野は、本の内容について争うのではなく、別の切り口で無罪を証明して見事に1審で無罪を勝ち取ったのでした。
猪爪家にて
「雲野先生は本当に素晴らしいわ!」
裁判後に帰宅した寅子は興奮が冷めません。
しかし猪爪家にその喜びを分かち合える人はいません。
寅子は優三がいた部屋を恨めしそうに見つめるのでした。
「こんな時に優三さんがいてくれたら・・・」
そんな中
不意に鳴った電話に寅子が出ると、相手はなんと花岡でした。
「合格した!これで晴れて裁判官だ!どうしても早く猪爪に伝えたくて」
花岡が声を弾ませると寅子は自分のことのように嬉しくなります。
すると花岡は、かねてより寅子が開催すると約束していた『祝いの席』の話を持ち出しました。
寅子が誰に声を掛けようかと考えはじめたその時です。
なんと花岡は「できれば2人でやらないか?それがいいんだ」と言います。
その言葉を聞いた寅子は戸惑い、ドキっとするのでした。
つづく
虎に翼7週31話5月13日(月)今日の感想!
放送後の感想とポイントをお届けです。
今日のポイントは、
ファインプレーの雲野先生です。
寅子ちゃんが弁護士の修習生として関わった裁判がメインに描かれた『虎に翼』第30話。
切り口を変えて第1審の無罪を勝ち取った雲野先生と寅子ちゃんたち。
刑事たちをシュンとさせる勝利にスカッとしましたね!
その裏で「役に立ちたい!」と並々ならぬ労力を注ぐ寅子ちゃんの姿にも心を打たれました~!
そんな中、窮屈そうな法服に身を包み、検察側に時効を過ぎていると知らしめた雲野先生に様々な感想が寄せられています。
「雲野弁護士、やり手だなー!」
「雲野先生のひらめき!寅子ちゃんのノートのおかげね」
「寅子ちゃんのアシストも大きかったぞ!」
などなど『寅子ノート』が雲野先生のひらめきを導き無罪のゴールを決めた展開に、ファンたちは心をグッと掴まれたようです。
また雲野先生が押しに弱く安請け合いするものの、しっかり依頼を成し遂げるという人物像も伝わってきました。
今後も同じ事務所に所属する岩居弁護士と一緒に、寅子ちゃんが振り回されて忙殺される未来も想像できますね。
それにしても修習生として初出勤する際に「猪爪寅子です!」と大声で挨拶した姿は、やる気と希望に満ちていましたね。
依頼人のためにがんばり続けるタフな寅子ちゃんから元気をもらえそうです〜♪
虎に翼7週31話5月13日(月)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
最初で最後のガチデート?
はるさんと花江ちゃんの願いは叶いませんでした・・・
虎に翼第31話では、寅子ちゃんと花岡くんが2人きりで開く『お祝いの会』が見どころです。
ハイキングの一件を皮切りに少しずつ伸びてきた恋愛ルートでしたが、カップルにならないままエンドを迎えそうな予感です。
良いムードの2人だけに、朝ドラファンとしては正式なお付き合いに発展しない理由が気になってしまいますよね。
これまでの2人は『ハイキングでのケガ』や『共亜事件』などを経て、お互いに人と人としてリスペクトし合える関係を作れていたと思います。
しかし当時の恋愛は、必ずその先に結婚がイメージされていたはずです。
花岡くんが『お祝い会』で寅子ちゃんを好きなのにお付き合いしようと言えない理由は、そこにあるのかもしれないと想像しています。
第6週で寅子ちゃんが試験に合格し大学で祝賀祭が開かれた時、花岡くんは手放しで喜べずにいました。
花岡くんは弁護士として邁進しようとする寅子ちゃんが、すぐに結婚は考えないだろうと思うからかもしれませんね。
お互いの将来のために、何も考えずに「好きだから結婚しよう!」なんて言える時代ではなかったはずです。
だからあえてその先に踏み込まず、友達としているべきだと考えるような気がしています。
寅子ちゃんと花岡くんが2人きりのガチデートをするのは、第31話が最初で最後になるのかもしれません。
佐賀への赴任を聞いた時の寅子ちゃんは、どんな顔をするのだろうと思うと今から胸が痛いです。
しかしお互いに法曹界で頑張ろうという同志であることは変わりません!
2人が男女としての恋愛関係ではなく、人と人としてこれからも切磋琢磨していこうという選択をする展開をしっかり受け止めます~!
以上、虎に翼7週31話のネタバレあらすじ予告でした。