ネタバレ予告あらすじと感想
2024年5月10日(金)放送日
虎に翼6週「女の一念、岩をも通す?」
虎に翼6週30話5月10日(金)|弁護士寅子の本音が炸裂
*虎に翼6週30話【放送後】のネタバレあらすじ感想です。
高等試験に合格後
努力が実り高等試験に合格した寅子と先輩の久保田聡子と中山千春。
日本女性初の弁護士の誕生をマスコミは大々的に取り上げ、寅子は行く先々で熱い祝福を受けるのでした。
とある公園にて
「猪爪なら成し遂げると思っていたよ!」
同級生だった花岡悟が祝いの花束を寅子に渡しました。
自分の事のように喜ぶ花岡は、もしも不合格だったらもう一度挑戦するよう説得するつもりだったと打ち明けます。
そして「もしダメでも、その頃には俺も一人前になってるだろうから・・・」と意味深なことを口にしました。
思わずドキッとした寅子は、自分のことを考えてくれる花岡に素直に感謝したのでした。
明律大学大学にて
寅子と久保田と中山が合格したことで、女子部入学への問い合わせが激増していました。
大学関係者たちは手のひらを反すように寅子たちを祝福し、盛大な祝賀会を開催すると皆に約束したのでした。
猪爪家にて
いたるところに花が飾られた猪爪家に、不合格だったよねがやって来ました。
「私の口述は完璧だった・・・」
口惜しそうに言ったよねは、面接官に男装のことをかわれたため反論したことを明かします。
そしてこみ上げる怒りを抑えながら、自分を曲げることなく必ず合格してみせると誓うのでした。
「悪いが祝賀会には行けない。それと言うのが遅くなったが・・・おめでとう」
よねはぶっきらぼうに寅子を祝うと、足早に立ち去ったのでした。
そんなよねの背中を寅子は、複雑な思いで見つめるのでした。
明律大学の祝賀会にて
金屏風が置かれた壇上に、久保田と中山と共に並んだ寅子。
盛大な祝賀会が開かれる中、寅子は浮かない顔でこれまでのことを振り返っていました。
よね、涼子、梅子、香淑らと出会い、一緒に学んだ悲喜こもごもの日々の事です。
そんな中、ある記者から「さすが日本で一番優秀なご婦人方だ」という声が聞こえてきました。
その言葉に違和感を覚えた寅子が、一気にまくし立てます。
「今、合格してからずっとモヤモヤとしていたものの答えが分かりました。私たち、すごく怒っているんです!」
口を尖らせた寅子は、法改正されても結局、女は弁護士にはなれても裁判官や検事にはなれないと訴えました。
そして、生い立ちや信念や格好で切り捨てられたりせず、男か女かでふるいにかけられない社会になることを心から願うと声を強めます。
「私はそんな社会で何かの一番になりたい。そのためによき弁護士になるよう尽力します。困ってる方を救い続けます。男女関係なく!」
寅子の熱い主張は、祝賀会参加者や記者たちを唖然とさせたのでした。
白ける空気など気にしない寅子は、この先にどんな地獄が待っていようと突き進んでいくと改めて決意したのでした。
つづく
虎に翼6週30話5月10日(金)今日の感想!
放送後の感想とポイントをお届けです。
今日のポイントは、
寅子ちゃんの怒りの演説!です。
場を白けさせたとしても言いたいことをズバッと言った寅子ちゃんが、目指す道を見つけたようです!
やっと高等試験に合格したものの、女性というだけで過剰に祝われる現実に違和感を感じる寅子ちゃん。
そのモヤモヤの正体が分かった時、堰を切ったように語った祝賀会での怒りの演説がもう最高でした!
これまでの努力や困難、そして去っていった仲間たちの回想シーンを挟んだ演出のおかげで、演説がより心に沁みたように思います。
男女関係なく1人の人間として認められる社会にしたい、一緒にしましょうよと訴えた寅子ちゃん。
そんな真剣な叫びは、新聞記者・竹中さんや裁判官・桂場さんだけでなく多くの朝ドラファンの胸も打ったようです。
「静かで強い寅子ちゃんの演説、めちゃくちゃ泣いた!」
「寅子ちゃんの演説、怒るだけじゃなく提案していたのが良かったな〜」
「違和感にフタをせず、ちゃんと言語化する寅子ちゃんが好き!」
などなど、ネット上には寅子ちゃんに共感するコメントがたくさん寄せられていました。
弁護士として、男女関係なく弱い立場の人たちをたくさん弁護していってほしい〜♪
ところで寅子ちゃんの演説直後に吹き出した桂場さんのシーンも気になりました!
桂場さんは寅子ちゃんの演説を小バカにしたのではなく「こりゃ、想像以上におもしろい逸材が出てきたぞ!」と思ってつい笑ってしまったのだと想像しています。
今後の弁護士としての活躍に興味と期待を持ったレアな笑顔は、桂場推しな朝ドラファンへのサービスショットになったかもしれませんね!
虎に翼6週30話5月10日(金)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
合格した先の未来に向かう~!
祝賀ムードの中でぶちまける寅子ちゃんの怒りに満ちた本音に注目です~!
虎に翼第30話の『本音ぶっちゃけ演説』は必見です。
寅子ちゃんは合格してからずっと「女性なのに、すごいね!」というニュアンスで祝われていたようです。
そのことに気づくのが、祝賀会で演説を語りながらになるのだとか。
最終的にぶっちゃけ演説で堂々とその怒りをぶつけ、周りを白けさせる展開が待っています。
しかし男性サイドにも、実は寅子ちゃんを面白がりながら応援してくれる存在がいるとわかる場面にもなるようです。
1人目は穂高教授で、花岡くんから「止めた方がいいのでは?」と言われてもそのまま演説をさせるようです。
穂高教授はいつも言いたいことがあるなら言ってみなさいと自由に発言させてくれましたよね。
それがこのシーンでも、女性から発言の自由を奪わないという形で応援してくれるのだと思います。
そして2人目は帝都新聞の記者・竹中さんです。
竹中さんと言えば、入学式からずっと明律大学女子部を記事にしてきた人物です。
父・直言さんの『共亜事件』では、暴漢に襲われそうになった寅子ちゃんを助けてくれたこともありました。
多くの記者が寅子ちゃんの演説を聞いていたにも関わらず、誰も記事にはしませんでした。
そんな中、帝都新聞の竹中さんだけが、寅子ちゃんの演説について記事を書くのだとか。
社会的視線で寅子ちゃんを見ている竹中さんが、風向きの変化を少しずつ感じている証拠なのかもしれませんね!
またこの寅子ちゃんの演説に、仲間内でひとり拍手を送らない花岡くんも見逃せません。
きっと花岡くんはこの時、すでに寅子ちゃんに想いを寄せていると思います。
しかし寅子ちゃんがこれから弁護士として頑張っていく姿を想像すると、拍手ができなかったのではと予想しています。
花岡くんのように古風な考え方の場合、結婚相手には家庭に入り自分を支えて欲しいと思うような気がするのです。
寅子ちゃんと結婚すれば、彼女の夢を奪ってしまうことになると考えているように思えて仕方がありません。
今後の展開で、拍手を心から送れなかった花岡くんの心境が回収される場面がくるといいなと期待しています!
寅子ちゃんのぶっちゃけ演説を中心に、いろんな登場人物の心が動く虎に翼第30話。
きっと真剣に怒りながら演説する寅子ちゃんをシリアスに描いた後、コミカルに会場が白けているシーンが描かれるのではと楽しみです。
そんな地獄のような会場の空気をもろともせず「負けるもんか!」と決意を新たにする寅子ちゃんから元気をもらいたいなと思います〜♪
以上、虎に翼6週30話のネタバレあらすじ予告でした。