2022年春スタートの朝ドラ【ちむどんどん】主要キャストをプロフィール一覧と相関図でわかりやすくご紹介しています。
もくじ【表示】で一覧検索へ
【ちむどんどん】キャスト一覧・相関図
ちむどんどん相関図|暢子の家族・比嘉家
*父・賢三(大森南朋・おおもり なお)*母・優子(仲間由紀恵・なかまゆきえ)*長男・賢秀(竜星涼・りゅうせい りょう)*長女・良子(川口春奈・かわぐちはるな)*次女・暢子(黒島結菜・くろしまゆいな)*三女・歌子(上白石萌歌・かみしらいしもか)
ちむどんどん相関図|青柳家の人たち
青柳史彦は大学教授で研究のために沖縄に住むが、やがて息子を連れ東京へと帰ってゆく。比嘉家とは親子共々の友人となる。
*史彦(戸次重幸・とつぎ しげゆき)*和彦(宮沢氷魚・みやざわ ひお)
ちむどんどん相関図|比嘉兄妹の友人たち
*教員・石川(山田裕貴・やまだ ゆうき)*金吾(渡辺大知・わたなべだいち)*智(前田 公輝・まえだ ごうき)*早苗(高田 夏帆・たかだ かほ)
石川は同じ教員の良子(暢子の姉)の友人。金吾は良子に一途な思いを抱く。智は暢子に思いを寄せるが?早苗は暢子の良き相談相手です。
ちむどんどん相関図|沖縄の人たち
*賢吉(石丸謙二郎・いしまるけんじろう)*善一(山路和弘・やまじかずひろ)*高校教師・下地(片桐はいり・かたぎりはいり)*マスター(川田広樹・かわだひろき)*安室(あめくみちこ)*新垣(きゃんひとみ)
ちむどんどん相関図|東京の人たち
*大城(原田美枝子・はらだみえこ)*二ツ橋(高嶋政伸・たかしままさのぶ)*矢作(井之脇海・いのわき かい)
大城は都内のイタリアンレストランのオーナー。二ッ橋はその店の料理長。矢作はコック。やがてヒロイン暢子が修行をするお店です。
*田良島(山中崇・やまなかたかし)*大野(飯豊まりえ・いいとよ まりえ)*和彦(宮沢氷魚・みやざわ ひお)
大野と和彦は同じ社の新聞記者。二人は付き合っている。田良島は二人の上司。
ちむどんどん相関図|横浜・鶴見の人たち
*三郎(片岡鶴太郎・かたおかつるたろう)*多江(長野里美・ながのさとみ)*順次(志ぃさー・しぃさー)*トミ(康実紗・しるさ)
三郎は沖縄二世。鶴見の沖縄県人会会長で暢子や沖縄県人の面倒を見る。妻・多江も沖縄二世。順次は沖縄居酒屋を営む一方で店の二階を下宿で貸し出している。トミは出戻り娘・店を手伝っている。暢子はここに住むことになる。
ちむどんどん相関図|猪野家と賢秀
*猪野(中原丈雄・なかはらたけお)*清江(佐津川愛美・さつかわまなみ)。猪野家は関東近郊で『養豚場』を営んでいる。やがて暢子の兄・賢秀がここで働くことになるが・・・
スポンサーリンク
【ちむどんどん】キャスト一覧|登場人物編
ちむどんどんキャスト|暢子の家族・比嘉家
ヒロイン
比嘉 暢子・役
キャスト・黒島結菜
【役柄】
比嘉暢子(ひが のぶこ)は、比嘉家の次女。
沖縄本島の北部・やんばる地方のひなびた村の農家に生まれ育ちました。
4人兄妹の3番目で、兄、姉、妹がいます。
暢子は幼い頃からのんきでマイペースですが、潔く真っ直ぐで喜怒哀楽のはっきりした性格です。
運動が大の得意で、食べること、美味しいものに目がありません。
そんな暢子は、小学生の時に父・賢三(大森南朋)を亡くします。
女手一つで働く母・優子(仲間由紀恵)を支えるために、一家の『料理担当』になります。
一度だけ口にした西洋料理の魅力にとりつかれた暢子は、やがて料理人を目指して東京へと旅立っていきます。
そこで多くの人たちと出会い、両親の過去や自らのルーツを知ることに・・・
黒島結菜(くろしまゆいな)さんは、1997年(平成9年)3月15日生まれで、2022年に25歳になりました。
沖縄県糸満市出身で、所属事務所は『ソニー・ミュージックアーティスツ』(二階堂ふみさんらが所属)です。
朝ドラ出演3作目でヒロインに抜擢された黒島さんは、今や実力派若手女優の一人として注目を浴びる存在です。
黒島さんの主演ドラマ『アシガール』や、重要な役を演じた大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』では、元気いっぱいの活発な少女を演じました。
また、阿部寛さんとのW主演ドラマ『一番電車が走った』や、大河ドラマ『花燃ゆ』ではシリアスな演技を見せています。
また。映画『カツベン!』での好演により、第43回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど、その実力は折り紙付きです。
そんな黒島さんが目標としている女優は、満島ひかりさんや井上真央さんだそうです。
★出演経歴
NHK朝ドラは『マッサン』 (2014年下期)中村秀子役、『スカーレット』(2020年)松永三津役、『ちむどんどん』(2022年上期)ヒロイン・比嘉暢子役で3作目の出演です。
NHK大河ドラマは、『花燃ゆ』(2015年)高杉雅役、『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(2019年)村田富江役で出演。
最近のNHKドラマは、『ハルカの光』(2021年)主演・幸本ハルカ役、『流れ星』(2021年)夢野マリー役で出演。
最近のドラマは、『行列の女神〜らーめん才遊記〜』(2020年・テレビ東京)汐見ゆとり役、『世にも奇妙な君物語・シェアハウさない』(2021年・WOWOW)主演・田上浩子役で出演。
最近の映画は、『カツベン!』(2019年)ヒロイン・栗原梅子役、『明け方の若者たち』(2022年公開予定)ヒロイン・彼女役等で出演しています。
比嘉 優子・役
キャスト・仲間 由紀恵
【役柄】
比嘉優子(ひが ゆうこ)は、ヒロイン・暢子(黒島結菜)の母。
優しくて強い、まさに沖縄の母です。
大らかで明るく、困った人を見ると放ってはおけない性格。
定食屋の娘として育った優子は、料理が得意です。
夫・賢三(大森南朋)とともにサトウキビ農家として働きながら4人の子どもを育てています。
仲間由紀恵(なかま ゆきえ)さんは、1979年(昭和54年)10月30日生まれで、2022年に43歳になります。
沖縄県浦添市出身で、所属事務所は『プロダクション尾木』(三田佳子さんらが所属)です。
仲間さんは、大河ドラマ『功名が辻』では主人公の妻を演じ、紅白の司会も4回経験するなど、NHKと縁の深い女優さんといえます。
そんな仲間さんの代表作には、『ごくせん』『トリック』などがあります。
また、映画『大奥』や『私は貝になりたい』では、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞するなど、日本を代表する実力派女優の一人です。
プライベートでは、俳優の田中哲司さんと、2014年にご結婚されました。

夫・田中哲司さん
2018年には双子の息子さんを出産したそうで、リアルでも子育てママとして奮闘中です。
★出演経歴
NHK朝ドラは、『天うらら』(1998上期)浅井由香役、『花子とアン』(2014年上期)葉山蓮子役、『ちむどんどん』(2022年上期)比嘉優子役で3作目の出演です。
NHK大河ドラマは、『葵徳川三代』(2000年)お楽役、『武蔵 MUSASHI』(2003年)八重役・琴役(2役)、『功名が辻』(2006年)主演・山内千代(見性院)役で出演。
最近のドラマは、『相棒シリーズ』(テレビ朝日) 社美彌子役、『ハラスメントゲーム秋津VSカトクの女』(2020年・テレビ東京)鮫島冴子役、『10の秘密』(2020年・関西テレビ)仙台由貴子役、『24 JAPAN』(2020年・テレビ朝日)朝倉麗役、『女王の法医学〜屍活師〜』(2021年・テレビ東京)主演・桐山ユキ役等で出演しています。
比嘉 賢三・役
キャスト・大森 南朋
【役柄】
比嘉賢三(ひが けんぞう)は、ヒロイン・暢子(黒島結菜)の父。
性格は穏やかで、唄三線(うたさんしん)をこよなく愛しています。
生まれ故郷の村で、妻・優子(仲間由紀恵)とサトウキビ農家を営む賢三ですが、若い頃は大工や飲食業など様々な仕事に就いていました。
そのため、今も農閑期には家族を支えるために、出稼ぎに出掛けることもあります。
なお、賢三は料理が得意で、家族のために腕を振るうことも・・・
大森南朋(おおもり なお)さんは、1972年(昭和47年)2月19日生まれで、2022年に50歳になります。
東京都出身で、所属事務所は『アパッチ』(金子昇さんらが所属)です。
大森さんは主演、脇役問わず、さまざまな役どころで映画やドラマに出演するなど、日本のエンタメ界に欠かせない俳優の一人です。
代表作の一つとして、NHKドラマ『ハゲタカ』(2007年)主演・鷲津政彦役があります。
最近では、ドラマ『私の家政夫ナギサさん』(2020年・TBS)でコミカルな役を演じ好評を博しました。
プライベートでは、2012年に18歳年下の女優・小野ゆり子さん(2022年・32歳)と結婚し、2019年にはお子さんに恵まれています。

小野ゆり子さん
そんな大森さんのお父さんは、なんと俳優、舞踏家、演出家と多彩な才能で知られる、麿赤兒(まろあかじ)さんです!
顔の印象はお父さんとは真逆の大森さんですが、役によっては凄みのある人物を演じることもあり、麿赤兒さんを彷彿とさせることもありますよね。
また、大森さんのお兄さんは、『まほろ駅前多田便利軒』などで知られる映画監督・大森立嗣(おおもり たつし)さんです。
★出演経歴
NHK朝ドラは、初出演です!
NHK大河ドラマは、『龍馬伝』(2010年)武市半平太役で出演。
最近のドラマは、『私の家政夫ナギサさん』(2020年・TBS)鴫野ナギサ役で出演。
最近の映画は、『初恋』(2020年)刑事・大伴役、『妖怪大戦争 ガーディアンズ』(2021年)ぬらりひょん役等で出演しています。
比嘉 賢秀・役
キャスト・竜星 涼
【役柄】
比嘉賢秀(ひが けんしゅう)は、比嘉家の長男。
妹たちからは、「にーにー」と呼ばれています。
自由奔放で腕力だけは人一倍強い賢秀は、勉強は大の苦手で素行も悪く、まさにトラブルメーカー。
一方で、心根は優しくとても家族思いです。
賢秀は、常に「比嘉家の長男」を自負していて、家族のために様々なことにチャレンジするのですが・・・。
そんな賢秀は、子どもの頃に家で飼った経験から『豚』をこよなく愛する男になります。
竜星涼(りゅうせい りょう)さんは、1993年(平成5年)3月24日生まれで、2022年で29歳になりました。
東京都出身で、所属事務所は『研音』(竹野内豊さん、福士蒼汰さんらが所属)です。
2010年のデビュー以来、途切れることなく話題のドラマに出演中の竜星さん。
バラエティ番組に出るたびに、気さくな人柄でファンを増やし、また「透明感が半端ない」「顔面が美しい」と話題になっています。~♬
整った顔立ちから、10代の頃はアイドル俳優としての要素も強かった竜星さんですが、今や実力派俳優として認められています。
そんな竜星さんは、学生の頃はサッカーやバスケットボール、走り幅跳びなど、かなりのスポーツ少年だったようです。
運動神経の良さは、今後の俳優活動でも大いに生かされていきそうですね。
★出演経歴
NHK朝ドラは、『ひよっこ』(2017年上期)警察官・綿引正義役、『ちむどんどん』(2022年上期)比嘉賢秀役で2作目の出演です。
最近のNHKドラマは、『ライオンのおやつ』(2021年)田陽地役で出演。
最近のドラマは、『テセウスの船』(2020年・TBS)長谷川翼役、『35歳の少女』(2020年・日本テレビ)今村達也役、『レンアイ漫画家』(2021年・フジテレビ)早瀬剛役、『ドラマ・家、ついて行ってイイですか?』(2021年・テレビ東京)玉岡直人役で出演しています。
最近の映画は、『ぐらんぶる』(2020年)主演・北原伊織役、『リスタートはただいまのあとで』(2020年)主演・熊井大和役等で出演しています。
比嘉 良子・役
キャスト・川口 春奈
【役柄】
比嘉良子(ひが りょうこ)は、比嘉家の4兄妹の長女。
妹たちから、「ねーねー」と呼ばれています。
努力家で優等生の良子は、抜群に勉強ができて性格も良く非の打ちどころがありません。
今は、子どもの頃からの夢だった小学校の教員になり母校で教壇に立ちます。
そんな良子ですが、料理だけは苦手なんです。
なお、正反対の性格の兄・賢秀(竜星涼)とは、たびたび喧嘩になってしまいます。
川口春奈(かわぐち はるな)さんは、1995年(平成7年)2月10日生まれで、2022年に27歳になります。
長崎県出身で、所属事務所は竜星さんと同じ『研音』(山口智子さん、菅野美穂さんらが所属)です。
中学3年生でデビューして以来、その愛らしいルックスと演技力が評価され、ずっと人気女優として第一線を走り続けている川口さん。
2020年には大河ドラマ『麒麟がくる』で、ヒロイン・帰蝶(濃姫)役を務め評価を高めました。
この時は、沢尻エリカさんの急遽の代役でしたが、無事好演されたことで大きな評価を得ることになりました。
その後『極主夫道』や『着飾る恋には理由があって』と、立て続けにヒロインを演じ、いずれも話題になっています。
また、川口さんと言えば、2020年から始めたYou Tubeチャンネル『はーちゃんねる』も人気です。
登録者数は、ナント140万人を超え~!いまやトップユーチューバーの一人です♪
★出演経歴
NHK朝ドラは、初出演です!
NHK大河ドラマは、『麒麟がくる』(2020年)帰蝶(濃姫)役で出演。
最近のドラマは、『教場』(2020年、2021年・フジテレビ)菱沼羽津希役、『極主夫道』(2020年・日本テレビ)黒田美久役、『着飾る恋には理由があって』(2021年・TBS)主演・真柴くるみ役で出演しています。
最近の映画は、『九月の恋と出会うまで』(2019年)主演・北村志織役等で出演しています。
比嘉 歌子・役
キャスト・上白石 萌歌
【役柄】
比嘉歌子(ひが うたこ)は、比嘉家の末娘です。
幼いころから病気がちな歌子は、強烈にシャイな性格です。
そんな歌子は、歌をこよなく愛していて、父・賢三(大森南朋)から唄三線の手ほどきを受けるます。
しかし、恥ずかしがり屋の歌子は、家族以外の前ではなかなか歌えません。
兄妹でいちばん謙虚な性格の歌子は、家族みんなの癒し的な存在です。
上白石萌歌(かみしらいし もか)さんは、2000年(平成12年)2月28日生まれで、2022年に22歳になります。
鹿児島出身で、所属事務所は『東宝芸能』(長澤まさみさんらが所属)です。
小学5年生のときに、姉である女優・上白石萌音(もね)さんと一緒に、第7回『東宝シンデレラオーディション』を受けます。
なんと史上最年少でグランプリ受賞しました(※姉の萌音さんは、審査員特別賞を受賞)
デビュー当初は、ファッションモデルとして芸能活動をしていた萌歌さん。
女優デビューをきっかけに名前が知られるようになり、徐々に頭角を現していきます。
姉・萌音さんと初共演となった2018年公開の映画『羊と鋼の森』では、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。
また、アーティスト・adieu(アデュー)として歌手活動も行っていて、その澄んだ美しい歌声はとても高く評価されています。
【ちむどんどん】でも、いかんなく歌の才能も発揮してくれることでしょうね。
★出演経歴
NHK朝ドラは、初出演です!
NHK大河ドラマは、『大河ドラマ いだてん〜東京オリムピック噺〜』(2019年)前畑秀子役で出演。
最近のNHKドラマは、『ファーストラヴ』(2020年)聖山環菜役、『天使にリクエストを〜人生最後の願い〜』(2020年)ヒロイン・小嶋亜花里役で出演。
最近のドラマは、『教場』(2020年、2021年・フジテレビ)石上史穂役、『僕はどこから』(2020年・テレビ東京)ヒロイン・藤原千佳役、『世にも奇妙な物語・デジャヴ』(2021年・フジテレビ)主演・南野ひかり役、『バンクオーバー!〜史上最弱の強盗〜』(2021年・日本テレビ)ヒロイン・大木さくら役、『ソロモンの偽証』(2021年・WOWOW)主演・藤野涼子役で出演しています。
最近の映画は、『子供はわかってあげない』(2021年)主演・朔田美波役等で出演しています。
ちむどんどんキャスト|青柳家の人たち

青柳史彦・役
キャスト・戸次重幸
【役柄】
青柳史彦(あおやぎふみひこ)は沖縄を愛する民俗学者で、東京の大学教授。
とても知性的で穏やかな性格です。
息子・和彦(宮沢氷魚)を連れて、ヒロイン暢子(黒島結菜)の住む村に研究旅行に訪れた史彦は、比嘉家の友人となります。
戸次重幸(とつぎ しげゆき)さんは、1973年(昭和48年)11月7日生まれで、2022年に49歳になります。
北海道出身で、所属事務所は『アミューズ』(福山雅治さんらが所属)です。
俳優だけではなく、声優・脚本家・演出家・ナレーター、さらには歌手としての顔まで持ちます。
また、戸次さんは日本一チケットが取れない劇団ユニット『TEAM NACS』(チームナックス)に所属し人気を誇っています。
ちなみにTEAM NACSとは、北海学園大学演劇研究会出身の森崎博之さん、安田顕さん、戸次重幸さん、大泉洋、音尾琢真さんで構成されています。
戸次さんはイケメンでありながらも、抜けている面がたくさんあるため、メンバーやファンからは『ミスター残念』と呼ばれ、いじられているようですよ。
そんな戸次さんですが、プライベートでは、2015年に12歳年下の女優・市川由衣さんとご結婚されており、2人のお子さんのお父さんでもあります。

女優・歌手 市川由衣さん
NHK朝ドラは、『瞳』(2008年上期)橋本圭一役、『なつぞら』(2019年上期) 山田正治役、『ちむどんどん』(2022年上期)青柳史彦役で3作目の出演となります。
【役柄】
青柳和彦(あおやぎかずひこ)は、ヒロイン・比嘉暢子(黒島結菜)や兄妹とは幼なじみ。
東京生まれの和彦は子供の頃に、民俗学者で大学教授の父・史彦(戸次重幸)の仕事の都合で暢子の住む村に滞在することになりました。
繊細な和彦はなかなか沖縄になじめなかったものの次第になれていき、いつからか比嘉家の友人に。
しかし父の仕事が一段落し、沖縄を離れる日を迎えます。
暢子に再び会うことを約束した和彦は、東京に帰っていきます。
10数年後、和彦は海外留学を経て新聞記者となっています。
そんなある日、東京で暢子と再会します・・・
宮沢氷魚(みやざわ ひお)さんは、1994年(平成6年)4月24日生まれで、2022年に28歳になります。
アメリカ合衆国出身で、所属事務所は『レプロエンタテインメント』(真木よう子さんらが所属)です。
THE BOOMのボーカル・宮沢和史さんをお父さんに持つ氷魚さん。

父・宮沢和史さん
芸能界に興味を持ったのは、お父さんがきっかけだったようですが、氷魚さんが目指したのはミュージシャンではなく俳優でした。
自ら芸能事務所に履歴書を送り、芸能活動をスタートさせています。
そんな氷魚さんが多くの人に認知されるようになったのは、ヒロインの相手役を務めた『偽装不倫』でしょう。
透明感のあるルックスとちょっぴりミステリアスな雰囲気、優しく穏やかな声で、視聴者の女性を魅了しました。
また、主演映画『his』では、多くの賞を受賞しています。
NHK朝ドラは、『エール』(2020年上期)霧島アキラ役、『ちむどんどん』(2022年上期)青柳和彦役で2作目の出演となります。
ちむどんどんキャスト|比嘉兄妹の友人たち

石川博夫・役
キャスト・山田裕貴
【役柄】
石川博夫(いしかわひろお)は教員です。
父も祖父も教員という家庭に育った博夫は、勉強熱心で生真面目な男。
ヒロインの姉・良子(川口春奈)とは学生時代からの友人で、今は同じ学校の教員仲間です。
よき友人で同僚の博夫と良子ですが、どこかお互いを意識している面があります。
山田裕貴(やまだ ゆうき)さんは、1990年(平成2年)9月18日生まれで、2022年に32歳になります。
愛知県出身で、所属事務所は『ワタナベエンターテインメント』(瀬戸康史さんらが所属)です。
今、もっとも勢いのある俳優である山田さん。
オファーは、基本的に「断らない」という方針で経験を積んできたという山田さんは、デビュー以来、途切れることなくドラマや映画に出演しており、同世代の俳優の中では群を抜いて出演作品数の多い俳優です。
その卓越した演技力はまさに『カメレオン俳優』と呼ぶにふさわしく、役によってあまりにも印象がガラリと変わるため、出演作品が非常に多いにも関わらず、視聴者からはなかなか認識されないというジレンマまであったほどです。
そんな山田さんのお父さんは、元プロ野球選手の山田和利さん(中日・広島・他)活躍し、子供の頃は山田さんも野球少年だったようです。

父・山田和利イケメン選手
NHK朝ドラは、『なつぞら』(2019年上期)小畑雪次郎役、『ちむどんどん』(2022年上期)石川博夫で2作目の出演となります。
【役柄】
喜納金吾(きなきんご)は、製糖工場を経営する裕福な家の跡取り息子。
そんな金吾は、ヒロインの姉・良子(川口春奈)に片思いをしていて、あけっぴろげな求愛を繰り広げています。
渡辺大知(わたなべだいち)さんは、1990年(平成2年)8月8日生まれで、2022年に32歳になります。
兵庫県出身で、所属事務所は『ソニー・ミュージックアーティスツ』(成田凌さんらが所属)です。
ロックバンド『黒猫チェルシー』のボーカルを務めていた渡辺さん。
2010年にメジャーデビューを果たし、ロックバンドとして若者に人気のあるバンドでしたが、2018年に活動を休止しています。
一方で、渡辺さんは2009年に映画『色即ぜねれいしょん』で俳優デビュー、しかも主演でした。
本作で、第33回日本アカデミー賞『新人俳優賞』を受賞しています。
2021年は、NHK大河ドラマ『晴天を衝け』に徳川家定役で出演、テレビドラマ『イタイケに恋して』で地上波の連続ドラマ初主演を務めたりと、俳優として大きな仕事が増えてきました。
NHK朝ドラは、『カーネーション』(2011年下期)松坂勇役、『まれ』(2015年上期)二木高志役、『ちむどんどん』(2022年上期)喜納金吾役で3作目の出演となります。
【役柄】
砂川智(すながわさとる)は、比嘉兄妹の幼なじみです。
家業の豆腐店を継いだ智ですが、いつか自分でもっと大きな商売をしたいという夢を抱いています。
そんな智は、幼い頃から暢子(黒島結菜)に想いを寄せていますが、暢子には気付いてもらえません。
前田公輝(まえだ ごうき)さんは、1991年(平成3年)4月3日生まれで、2022年に31歳になります。
神奈川県出身で、所属事務所は『ホリプロ』(綾瀬はるかさん、深田恭子さんらが所属)です。
前田さんの芸能界デビューは、なんと6歳のときで、2003年から3年間に渡って、NHK教育テレビ『天才てれびくんMAX』に出演しました。
前田さんには、お兄さんと妹さんがいらっしゃるのですが、ご兄妹との写真をたびたび公開しており、かなりご兄妹とは仲良しのようです。
また子供の頃は、お兄さんや妹さんも共に芸能活動をされていたようです。
そんな前田さんの父親は、なんと、不動産会社『エムズ・コミュニケーション』の代表取締役社長。
前田さんも大学で、経営学を学んでおり、跡を次ぐことも視野に入れているんだそうですよ。
NHK朝ドラは初出演です。
【役柄】
前田早苗(まえださなえ)は、比嘉兄妹の幼なじみ。
村で唯一の商店『共同売店』を営む善一(山路和弘)の娘です。
そんな早苗は、暢子のよき相談相手です。
高田夏帆(たかだかほ)さんは、1996年(平成8年)5月31日生まれで、2022年に26歳になります。
東京都出身で、所属事務所は『プロダクション尾木』(仲間由紀恵さんらが所属)です。
NHKの『Rの法則』や『王様のブランチ』のリポーターで、「かわいい!」と話題になった高田夏帆さん。
女優としても、さまざまなドラマに出演されていますが、『仮面ライダービルド』でのヒロイン役として広く知られています。
また、2019年には「大航海2020 〜恋より好きじゃ、ダメですか?ver.〜」でCDデビューを果たしており、日本レコード大賞第61回 企画賞を受賞しています。
さらに、2020年に主演したドラマ『スナイパー時村正義の働き方改革』では、日本民間放送連盟賞ドラマ部門で最優秀に輝いています。
今後とも目が離せない注目の方ですね。
NHK朝ドラは、『とと姉ちゃん』(2016年上期)、『ちむどんどん』(2022年上期)前田早苗役2作目の出演となります。
ちむどんどんキャスト|沖縄の人たち

比嘉賢吉・役
キャスト・石丸謙二郎
【役柄】
比嘉賢吉(ひがけんきち)は、ヒロイン暢子の大叔父(おおおじ)です。
サトウキビ農家を営み、性格はガンコ。
そんな賢吉は、暢子の父で甥の賢三が亡くなった後も、暢子の家族を常に心配しています。
石丸謙二郎(いしまるけんじろう)さんは、1953年(昭和28年)11月1日生まれで、2022年に69歳になります。
大分県出身で、所属は『劇団青年座』の『青年座映画放送部』(渡辺いっけいさんらが所属)です。
石丸さんのデビューのきっかけは、つかこうへいさんの事務所にスカウトされたことでした。
1977年に舞台デビューを果たした石丸さんですが、耳に馴染みやすい声が評価され、1987年からは『世界の車窓から』のナレーションを務めるようになります。
寝る前にあの声を聴くと癒されると評判です。
また、近年は『SASUKE』や『スポーツマンNo.1決定戦』の常連出場者としても知られる石丸さん。
年齢を感じさせないパワフルな身体能力で、視聴者を驚かせています。
NHK朝ドラは、『澪つくし』(1985年上期)河原畑仁役、『はね駒』(1986年上期)北村役、『ちむどんどん』(2022年上期)比嘉賢吉役で3作目の出演となります。
【役柄】
前田善一(まえだぜんいち)は、村で唯一の店『共同売店』を取り仕切っています。
地域の役員も兼ねている善一は、比嘉家の両親の良き友人。
長きに渡って比嘉家を見守っていく心強い存在です。
山路和弘(やまじかずひろ)さんは、1954年(昭和29年)6月4日生まれで、2022年に68歳になります。
三重県出身で、所属劇団は石丸さんと同じ『劇団青年座』(小林正寛さんらが所属)です。
1977年より、青年座研究所の1期生として劇団青年座に入所した山路さんは、舞台役者として活動を始めました。
1980年代は成人映画を中心に出演していましたが、次第に舞台活動に専念するようになりました。
近年は、大河ドラマにも多数出演しています。
『軍師官兵衛』では毛利家に仕える外交僧の安国寺恵瓊役を、『いだてん〜東京オリムピック噺〜』では、朝日新聞社の社長・村山龍平役を、『麒麟がくる』では松永久秀の主君・三好長慶役を演じ、存在感のあるお芝居を見せています。
プライベートでは、2020年に、18歳年下の女優で声優の朴璐美(ぱくろみ)さんと結婚しています。

山路さんと妻・朴璐美さん
朴さんは・鋼の錬金術師(エドワード・エルリック)・進撃の巨人(ハンジ・ゾエ)・∀ガンダム(ロラン・セアック)などで有名な売れっ子声優です。
NHK朝ドラは、『澪つくし』(1985年上期)花村少尉役、『ちむどんどん』(2022年上期)前田善一で2作目の出演となります。
【役柄】
下地響子(しもじ きょうこ)は、ヒロイン暢子(黒島結菜)が通う高校の音楽教師。
尋常でないほどに音楽を愛しています。
暢子の妹・歌子(上白石萌歌)の歌の才能を見抜いた下地は、シャイな歌子を強引に指導しようとアプローチを続けますが・・・
片桐はいりさんは、1963年(昭和38年)1月18日生まれで、2022年に59歳になりました。
東京都出身で、所属事務所は『スターダストプロモーション』(北川景子さんらが所属)です。
もともと映画好きで、映画館でアルバイトをしていた片桐さんですが、大学卒業後、劇作家の生田萬が妻で女優の銀粉蝶とともに旗揚げした『ブリキの自発団』に入団し、ご自身も役者としての活動を始めました。
ところで印象的な芸名である『はいり』の由来は、テレビアニメ『アルプスの少女ハイジ』の主人公・ハイジからインスピレーションを受けたとのことですよ。
長きに渡り、名バイプレイヤーとして多数のドラマ作品に出演し続ける片桐さんですが、朝ドラでも大きな爪痕を残しています。
2013年放送の『あまちゃん』で演じた、まめぶのあんべちゃんはインパクトのあるキャラとして人気となりました♪

【あまちゃん】あんべちゃん
NHK朝ドラは、『あまちゃん』(2013年上期)安部小百合役、『とと姉ちゃん』(2016年上期)東堂チヨ役、『ちむどんどん』(2022年上期)下地響子で3作目の出演となります。
【役柄】
『サンセットバーガー』のマスターは、ヒロイン暢子(黒島結菜)をはじめ、比嘉兄妹の青春模様をやさしく見守る存在です。
川田広樹(かわだひろき)さんは、1973年(昭和48年)2月1日生まれで、2022年に49歳になりました。
沖縄県出身で、所属事務所は『吉本興業』(タカアンドトシやダイノジと同期)です。
相方のゴリさんと一緒にお笑いコンビ『ガレッジセール』を結成しています。
『川ちゃん』の愛称で親しまれている川田さんは、お笑い芸人として有名ですが、ドラマや映画への出演経験もあり、俳優としての顔も持ちます。
朝ドラ『ちゅらさん』シリーズを始め、沖縄が舞台となっている作品に数多く出演しており、川田さんの本来の持ち味やキャラクターを活かした役が多かったようです。
沖縄県民らしい穏やかなお顔立ちとまったりとした優しい話し方に癒やされますよね。
NHK朝ドラは、『ちゅらさん』(2001年上期)島袋正一役、『ちむどんどん』(2022年上期)サンセットバーガー・マスター役で2作目の出演となります。
【役柄】
安室(あむろ)のおばぁは、村のおばぁです。
ヒロイン暢子の母・優子(仲間由紀恵)をはじめ、比嘉家の家族と親しくしています。
あめくみちこさんは、1963年(昭和38年)11月14日生まれで、2022年に59歳になります。
沖縄県出身で、所属事務所は『阪口京子事務所』(内藤剛志さん、酒井敏也さんの3名が所属)です。
1983年から30年以上、劇団東京ヴォードヴィルショーで活動を続けているあめくさん。
その一方で、舞台だけではなくテレビドラマへの出演も非常に多く、中でも『弁護士高見沢響子』シリーズや『はぐれ刑事純情派』シリーズで出演しています。
さらに、2013年には、読売演劇大賞優秀女優賞を受賞しています。
また、あめくさんはデビュー当初『薬師丸ひろ子さんのそっくりさん』と言われていた時期もあったとか。
確かにそんな雰囲気ありますよね。
そんなあめくさんのご主人は俳優・佐藤B作さんで、2010年にご結婚しました。

夫・佐藤B作さん
NHK朝ドラは、『かりん』(1993年下期)原口祥子役、『どんど晴れ』(2007年上期)吉岡紀美子役、『カーネーション』(2011年下期)元看護婦長・川上役、『ちむどんどん』(2022年上期)安室のおばぁ役で4作目の出演となります。
【役柄】
新垣(あらかき)のおばぁは、村のおばぁです。
安室のおばぁ同様に、暢子の母・優子(仲間由紀恵)をはじめ、比嘉家の家族をやさしく見守っています。
きゃんひとみさんは、1960年(昭和35年)3月23日生まれで、2022年に62歳になります。
沖縄県出身で、所属事務所は『アニマ・エージェンシー』(斉藤とも子さんが所属)です。
大学卒業後、1983年からアナウンサーとして琉球放送に入社しましたが、1989年からは、フリーランスで活動されています。
アナウンサーを始め、ナレーションやリポーターとして活動をおこなう傍ら、映画やドラマにも出演しており、さまざまな分野のお仕事に携わっておられます。
インパクトのある名前のきゃんひとみさんですが、実は本名なんです。
本名は、喜屋武仁美さんと書きます。喜屋武は、沖縄に多い苗字で『きゃん』と読むんだそうです。
NHK朝ドラは初出演です。
ちむどんどんキャスト|東京の人たち
大城房子・役
キャスト・原田美枝子
【役柄】
大城房子(おおしろふさこ)は、ヒロイン暢子(黒島結菜)が勤務する、東京銀座のイタリアンレストラン『アッラ・フォンターナ』のオーナー。
横浜生まれの沖縄二世で、たたき上げの料理人です。
戦後の闇市から苦難の道を切り開いた房子は、イタリアでの修行を経て、銀座に店を構えました。
料理や食文化について圧倒的な知識を誇り、独裁的に店に君臨しています。
暢子に厳しくあたりますが、そこには愛情と期待が隠れています。
そんな房子ですが、実は暢子の家族と深い因縁があり・・・
原田美枝子(はらだみえこ)さんは、1958年(昭和33年)12月26日 生まれで、2022年に64歳になります。
東京都豊島区出身で、所属事務所は『舞プロモーション』(高橋一生さんらが所属)です。
高校1年生だった1974年に映画『恋は緑の風の中』の主演で女優デビューした原田さんは、心に秘めた激しさを表現することができる実力派女優として高く評価されています。
これまで、黒澤明監督、深作欣二監督などの巨匠たちから起用され続けてきました。
30代最後に主演をと務めた映画『愛を乞う人』では、母と娘の二役を演じ各映画賞を総なめにしています。
また2020年には、原田さんの実母を題材にした短編映画『女優 原田ヒサ子』で初めてメガホンをとっています。
そんな原田さんの夫は、ロックシンガーで俳優の石橋凌さんです。

夫・石橋凌さん
ご夫妻の長男・石橋大河さんはVFXアーティスト、長女はシンガーソングライターの優河さん、次女は女優・石橋静河さんという芸能ファミリーとしても有名です。
NHK朝ドラは、『水色の時』(1975年上期)今泉恭子役、『ちむどんどん』(2022年上期)大城房子役で2作目の出演となります。
【役柄】
二ツ橋光二(ふたつばしこうじ)は、房子の店の料理長で、ヒロイン暢子の直属の上司となります。
店に君臨する厳格なオーナー・房子(原田美枝子)を尊敬する二ツ橋は、しもべのように仕えています。
そして、優しい性格と確かな技術で厨房をけん引しています。
そんな光二は、店や房子にピンチが起きると誰よりも勇敢に立ち上がる熱い男です。
高嶋政伸(たかしままさのぶ)さんは、1966年(昭和41年)10月27日生まれで、2022年に56歳になります。
福岡県出身で、所属事務所は『東宝芸能』(長澤まさみさんらが所属)です。
高島忠夫さんと寿美花代さんをご両親に持つ高嶋政伸さん。
お兄さんは、俳優の髙嶋政宏さんで、従妹は、音楽家の高嶋ちさ子さんです。
代表作である『HOTEL』が有名過ぎる髙嶋政宏さんですが、年齢を重ねられてからも、実に数多くのドラマに出演されています。
温和な人物から、癖のある人物まで、さまざまな役を演じることができる日本を代表する名優のひとりです。
高嶋政伸さんは、『真田丸』を始め、大河ドラマにも多く出演しています。
NHK朝ドラは、『純ちゃんの応援歌』(1988年上期)牛山金太郎役、『あぐり』(1997年上期)林晃役、『ちむどんどん』(2022年上期)二ツ橋光二役で3作目の出演となります。
【役柄】
矢作知洋(やはぎともひろ)は、房子の店のコックでヒロイン暢子の先輩です。
料理人としての野心と確かな才能を秘める矢作ですが、少しひねくれた性格の持ち主でもあります。
そのため、新人の暢子に厳しくあたり意地悪なこともします。
でも、やがては暢子の大切な仲間になってゆくのだとか・・・
井之脇海(いのわき かい)さんは、1995年(平成7年)11月24日生まれで、2022年に27歳になります。
福岡県出身で、所属事務所は『ユマニテ』(安藤サクラさんらが所属)です。
まだ20代中盤の井之脇さんですが、芸歴は15年以上、若手俳優の中でも実力派と高い呼び声があります。
癒やし系のルックスを生かした好青年の役を得意とすることは言うまでもありませんが、一癖も二癖もあるサイコな役どころにも挑戦されています。
2020年以降は、ドラマの出演本数が特に増えており、同時に複数のドラマに出演していることもしばしばありました。
『おんな城主 直虎』『いだてん〜東京オリムピック噺〜』『ひよっこ』など、大河ドラマ、朝ドラといったNHKのドラマ作品への出演経験も多数あります。
NHK朝ドラは、『ごちそうさん』(2013年下期)卯野照生役、『ひよっこ』(2017年上期) 高島雄大役、『ちむどんどん』(2022年上期)矢作知洋役で3作目の出演となります。
【役柄】
田良島甚内(たらしまじんない)は、ヒロイン暢子(黒島結菜)が勤めるレストランの常連です。
暢子の幼なじみ・青柳和彦(宮沢氷魚)が勤務する新聞社の上司で、強い正義感と知見を誇るジャーナリスト。
そんな田良島は、一筋縄ではいかない皮肉屋の一方で、若者たちに気配りと愛情を忘れません。
山中崇(やまなかたかし)さんは、1978年(昭和53年)3月18日生まれで、2022年に44歳になりました。
東京都出身で、所属事務所は『ザズウ』(松重豊さんらが所属)です。
朝ドラ『ごちそうさん』では、ヒロインの実家の洋食屋に入り浸る売れない文士・室井幸斎を演じて、注目された山中さん。
デビュー当初は、爽やかなルックスを生かした普通の青年の役を演じる事が多かったですが、年齢を重ねるごとに、クセのある役のオファーも増えてきました。
舞台のお仕事も多く、野田秀樹さんを始め気鋭の演出家の作品に多数出演しています。
ちなみにある日のインタビューでは、ご自身のお名前『崇』が『祟(たたり)』の文字に間違われると話し、おちゃめな一面を見せていました。
NHK朝ドラは、『ごちそうさん』(2013年下期)室井幸斎役、『半分、青い。』(2018年上期)浅葱洋二役、『エール』(2020年上期)天野弘役、『ちむどんどん』(2022年上期)田良島甚内役で4作目の出演となります。
【役柄】
大野愛(おおのあい)は、ヒロイン暢子の大切な友人となる女性新聞記者です。
愛は、暢子の幼なじみ・青柳和彦(宮沢氷魚)の同僚であり恋人です。
暢子とは和彦を通して知り合ったものの、幼なじみの2人の仲の良さが徐々に気になっていきます。
そんな愛は、やや控えめな性格ですが、働く女性として社会意識を高く持っています。
飯豊まりえ(いいとよ)さんは、1998年(平成10年)1月5日生まれで、2022年に24歳になりました。
千葉県出身で、所属事務所は『エイベックス・マネジメント』(川栄李奈さんらが所属)です。
飯豊さんは10歳だった2008年にファッション雑誌『ニコ☆プチ』でモデルデビューを果たし、その後、雑誌『nicola』や『Seventeen』を経て、現在は『Oggi』の専属モデルとして活動しています。
カリスマモデルと言われている飯豊さんは、若い女性から圧倒的な支持を得ています。
モデル活動と並行して14歳の頃から役者としても活動を始め、映画やテレビ、ネット系ドラマで活躍中です。
2017年には、映画『暗黒女子』で主役、ドラマ『マジで航海してます。』(TBS系)で主役、ドラマ『居酒屋ふじ』(テレビ東京系)でヒロイン役で注目をあびました。
また、声優やバラエティータレントとしても注目されています。
そんなマルチに活躍する飯豊さんを、共演した人気芸人の矢作兼さんは「ベッキーとかこじるりとかになっていってもおかしくない!」と絶賛しています。
NHK朝ドラは、『まれ』(2015年上期)沢沙耶役、『ちむどんどん』(2022年上期)大野愛役で2作目の出演となります。
【役柄】
青柳和彦(あおやぎかずひこ)は、少年時代に民俗学者の父と共に沖縄で過ごした経緯があります。
その時に暢子や比嘉家兄妹と仲良くなりました。
やがて、民俗学者で大学教授の父・史彦の仕事の都合で沖縄を離れることになりました。
10数年後、和彦は海外留学を経て新聞記者となっていました。
同僚の大野愛とは恋人同士の付き合いです。
そんなある日、暢子と東京で再会するのですが・・・
宮沢氷魚さんのプロフィールは青木家の欄で紹介しています。
ちむどんどんキャスト|横浜・鶴見の人たち

平良三郎・役
キャスト・片岡鶴太郎
【役柄】
平良三郎(たいらさぶろう)は、ヒロイン暢子を見守り導く存在です。
横浜市鶴見の沖縄県人会会長の三郎は、沖縄を出て途方に暮れていた暢子を助け、東京のレストランの働き口を紹介します。
そんな三郎は、沖縄から働きに本土にやって来た親を持ち、横浜で生まれ育ったた沖縄二世です。
いくつかの会社を持つ三郎は地域の顔役で、その面倒見の良さは沖縄出身者や沖縄二世たちに強い支持を得ています。
一方、暢子に紹介したレストランのオーナー・房子との間に秘めた過去が?・・・
片岡鶴太郎(かたおかつるたろう)さんは、1954年年(昭和29年)12月21日生まれで、2022年に68歳になります。
東京都出身で、所属事務所は『太田プロダクション』(有吉弘行さんらが所属)です。
お笑いタレントだった鶴太郎さんですが、俳優や画家、書家としても注目され多才ぶりを発揮しています。
最近は、ヨガ実践家としての鶴太郎さんを印象深く認識している皆さんも多いと思います。
骨が見えそうなほど絞られたボディと、ヨガに1日6時間かけているというエピソードにはビックリです。
俳優としては、『異人たちとの夏』『妖女の時代』で、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。
鶴太郎さんの味のある演技には、唯一無二の存在感と説得力があると高い評価を得ています。
NHK朝ドラは、『チョッちゃん』(1987年上期)、『春よ、来い』(1994年-1995年)林晃役、『梅ちゃん先生』(2012年上期)安岡幸吉役、『とと姉ちゃん』(2016年)隈井栄太郎役、『ちむどんどん』(2022年上期)平良三郎役で5作目の出演となります。
【役柄】
平良多江(たいらたえ)は、三郎の妻です。
三郎とともに横浜市鶴見の『沖縄県人会』や暢子たちを支えます。
多江も三郎と同じく沖縄から本土に働きに来た親を持つ沖縄二世です。
そんな多江は、三郎との間に訳ありの過去があり、やがて暢子も関わっていくことに・・・
長野里美(ながのさとみ)さんは、1961年(昭和36年)8月15日生まれで、2022年に61歳になります。
神奈川県出身で、所属事務所は『aggregate TOKYO』(二宮 芽生さんらが所属)です。
小劇場運動の代表的な劇団『第三舞台』の看板女優だった長野さん。
『第三舞台』は、2012年に解散となりましたが、長野さんは30年間在籍し、小劇場の女王と呼ばれていました。
ご主人は、俳優、劇作家、演出家の上杉祥三さんです。

夫・上杉祥三さん
上杉さんとは、2002年に演劇ユニット『トレランス』を旗揚げしており、公私に渡り良きパートナーです。
長野さんは、大河ドラマ『真田丸』では監督の三谷幸喜さんから直々にオファーを受け、大河ドラマ初出演を果たしました。
NHK朝ドラは、『ファイト』(2005年上期)、『ちむどんどん』(2022年上期)平良多江役で2作目の出演となります。
【役柄】
金城順次(かねしろじゅんじ)は、横浜鶴見にある『沖縄居酒屋・あまゆ』の主人。
また、ヒロイン暢子が身を寄せる下宿の大家でもあります。
若い頃に沖縄から横浜市鶴見に働きに来た順次は、そのままこの地に居つきました。
娘と一緒に沖縄出身者たちの憩いの場となる居酒屋を営み、店の二階を下宿として貸し出しています。
そんな順次は、沖縄料理を作り続けているものの実は『味音痴』。
そのことを本人も気にしていて、指摘されると傷つきます。
志ぃさー(藤木勇人・ふじき はやと)さんは、1961年(昭和36年)1月9日生まれで、2022年に61歳になりました。
沖縄県出身の志ぃさーさんは、 沖縄県を拠点に活動していますが、全国区の番組に出演することも少なくありません。
以前は、本名の『藤木勇人』で活動されていましたが、ご自身で『うちなぁ噺家』と称するようになり、2013年10月から『立川志ぃさー』となりました。
現在は、苗字もなくなり、『志ぃさー』として活動しています。
朝ドラ『ちゅらさん』シリーズに出演、方言指導も担当した志ぃさーさん。
噺家や役者としてだけではなく、コメディアンや随筆家、琉球文化研究者として、マルチに活動されています。
NHK朝ドラは、『ちゅらさん』(2001年上期)ゆがふ店長役、『ちむどんどん』(2022年上期)金城順次役で2作目の出演となります。
【役柄】
父・順次と共に『沖縄居酒屋・あまゆ』を切り盛りしながら、地域のみんなを明るい笑顔でもてなしています。
実は、トミは一度結婚しましたが出戻り娘状態です。
持ち前の明るさとあけっぴろげな性格で、お店の癒し役的存在です。
しるささんは、1982年(昭和57年)11月8日生まれで、2022年に40歳になります。
本名は康実紗(カン シルサ)さんで、東京都出身です。
現在はフリーで活躍していますが、以前は【ちむどんどん】の脚本を手掛ける羽原大介さんが立ち上げた劇団『昭和芸能舎』に所属していました。
そんなしるささんは在日韓国人三世とのことで、韓国語が得意なのだとか。
映画やテレビドラマ、舞台等で活躍するしるささんは、今回で朝ドラ出演2作目となります。
前作も羽原大介さんが脚本を手掛けた、2014年放送【マッサン】で、食堂『こひのぼり』の娘・秋を好演しました。
NHK朝ドラは、『マッサン』(2004年後期)秋役、『ちむどんどん』(2022年前期)トミ役で2作目の出演となります。
ちむどんどんキャスト|猪野家と賢秀

猪野寛大・役
キャスト・中原丈雄
【役柄】
猪野寛大(いのともひろ)は、ヒロインの兄・賢秀(竜星涼)が働く『養豚場』の経営者。
男手ひとつで愛娘・清恵を育て上げた猪野は、養豚への愛情に満ちています。
底抜けの包容力を持つ猪野は、型破りな賢秀の数々の失敗や非礼に対しても滅多に怒ることはありません。
そんな猪野は、沖縄との意外な縁も秘めています。
娘の清恵とともに、ヒロイン暢子の人生に深く関わっていくことになるのですが・・・
中原丈雄(なかはらたけお)さんは、1951年(昭和26年)10月19日生まれで、2022年に71歳になります。
熊本県出身で、所属事務所は『オフィス佐々木』です。
演技力と存在感のあるバイプレイヤーとして、現代劇・時代劇を問わずさまざまなフィールドで活躍しています。
中原さんは、焼酎どころの熊本県出身で、本格焼酎として人気の『球磨焼酎』の大使を務めています。
テレビ熊本の番組『味わいの刻』では、ナビゲーターとして米焼酎と料理の紹介もしています。
趣味の絵画はアマチュアの域を超えたもので、これまでに何度も個展を開いているのだとか。
またウクレレプレーヤーとしても精力的にバンド活動を楽しむなど、プライベートも充実しているようです。
NHK朝ドラは、『ひまわり』(1996年上期)、『こころ』(2003年上期)島田寅男役、『どんど晴れ』(2007年上期)山室英喜役、『おひさま』(2011年上期)神蔵正太郎役、『花子とアン』(2014年上期)村岡平祐役、『なつぞら』(2019年上期)阿川弥市郎役、『ちむどんどん』(2022年上期)猪野寛大役で7作目の出演となります。
【役柄】
猪野清恵(いのきよえ)は、暢子の兄・賢秀(竜星涼)が働く関東郊外の養豚場の娘です。
純真で無邪気でルーズな賢秀と、勝気な清江は丁々発止の口げんかを繰り広げます。
養豚を愛し勤勉な清恵は、養豚場を経営する父・寛大の後を継ぐことを決めています。
やがて、父とともに、ヒロイン暢子の人生に深く関わっていきます。
佐津川愛美(さつかわ まなみ)さんは、1988年(昭和63年)8月20日生まれで、2022年に34歳になります。
静岡県出身で、所属事務所は『ホリプロ』(綾瀬はるかさん、深田恭子さんらが所属)です。
14歳の時にスカウトされ、芸能界デビューした佐津川さん。
小柄でキュートなルックスから清楚な役柄を演じることが多い一方で、陰のある女性の役でも強烈な存在感を発揮するなど、幅広い役どころで活躍しています。
ドラマ・映画・舞台などで引っ張りだこの佐津川さんですが、自ら撮影した写真の『写真集』の発表や、ミュージックビデオやショートムービーの『監督』を務めるなど、表現者としての幅も広げています。
そんな佐津川さんは、中学生の頃には新体操に打ち込んでいました。
東海地方の大会で個人総合3位に入り、全国大会ジュニアオリンピックでは個人総合24位に入るほどの実力を発揮していました。
NHK朝ドラは、『梅ちゃん先生』(2012年上期)宮田咲江役、『スカーレット』(2019年下期)泉田あき子役、『ちむどんどん』(2022年上期)猪野清恵役で3作目の出演となります。
比嘉 賢秀・役
キャスト・竜星 涼
【役柄】
比嘉賢秀(ひが けんしゅう)は、比嘉家の長男。
子どもの頃に家で豚を飼って以来『豚』をこよなく愛する男になりました。
やがて、沖縄を出て本土に渡り関東近郊の養豚家・猪野氏のもとに身を寄せます。
大好きな豚に囲まれた生活に満足しながらも、東京で働く妹・暢子と共に大きな物語の渦に翻弄されてゆくことに・・・
プロフィールは『比嘉家・賢秀』の欄にて紹介。
ちむどんどんキャスト|ナレーション
ナレーション担当
ジョン・カビラ
ジョン・カビラさんは、1958年(昭和33年)11月1日生まれで2022年に64歳になります。
本名は川平慈温(かびら じおん)さんで、沖縄県那覇市出身です。
川平姓は沖縄県民146万人の中で約1300人という事で、県内苗字ランキング226位。
沖縄県、石垣島川平間などが起源と言われています。
川平慈温を英語表記するとJion Kabiraで、それを日本語発音すれば『ジョン・カビラ』となるのは当然の成り行きですね。
つまり、本名という感じですね。
また、弟の川平 慈英(かびら じえい)さんもJ・カビラと紹介されることがありますが、いずれも本名ということですね。
所属事務所は『ソニー・ミュージックアーティスツ』(黒島結菜さんらが所属)です。
カビラさんは魅力的な声の持ち主でフリーキャスター、タレント、ラジオパーソナリティ、ナレーターなど数多くの顔を持っています。
そんなカビラさんは、琉球放送アナウンサーだった日本人の父とアメリカ人の母の長男として沖縄に生まれました。
13歳だった1972年5月15日の『沖縄本土復帰』を機に家族と共に東京に転居しました。
国際基督教大学を卒業した後に、現ソニーレコードに入社しました。
その後フリーアナウンサーに転じ、ラジオ番組などで注目を浴び現在に至る活躍をしています。
サッカー番組などでも活躍するカビラさんですが、なんと過去にはサッカーの名門『読売クラブ』(現在の東京ヴェルディ)のユースチームに、弟で俳優の川平慈英(かびらじえい)さんと共に所属していた経歴をお持ちです。
朝ドラ【ちむどんどん】のキャストは、随時追記していきます。