あんぱん 1週 第5話|ネタバレあらすじと感想!|突然の訃報に涙なきのぶ、嵩の優しいスケッチが心を解きほぐす

この記事では、今田美桜主演のNHK朝ドラ(連続テレビ小説)「あんぱん」第5話(2025年4月4日放送)のネタバレ・あらすじを、どこよりも早く&分かりやすくご紹介します!

朝ドラ「あんぱん」第5話では、突然の父の訃報に涙すら流せないのぶの姿に心が痛む展開に。現実を受け入れられず駅まで駆けるのぶに、嵩が描いた父娘の思い出のスケッチが、凍りついた心を溶かします。

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あんぱん 1週 第5話|放送前ネタバレあらすじ|涙なき少女と絵の贈り物

結太郎の葬儀

昭和2年10月。父・結太郎(加瀬亮)の訃報を受け、火が消えたように悲しみに包まれる朝田家。しめやかに葬儀が行われ、祖父・釜次(吉田鋼太郎)や祖母・くら(浅田美代子)の目には涙が滲んでいます。

そんな中、父を亡くした悲しみが大きすぎて、のぶは1滴の涙も流せずにいるのでした。同級生・嵩(木村優来)とその伯父・寛(竹野内豊)が、葬列を少し離れたところから見守っています。

祖母の憔悴

くらは、食事も睡眠もとれず憔悴していました。朝田家を訪れた寛に、くらは「結太郎は何のために生まれてきたがやろう」と問いかけるのです。結太郎は子供の頃から自分の夢を必死に追いかけることが喜びだった、と寛は答えます。

そんな中、近所の人が団子を差し入れに持ってきました。大好物の団子でも、くらは食べることができません。

生まれるときも死ぬときも

川沿いを歩くのぶ。その後を嵩が歩いています。パン職人・屋村(阿部サダヲ)が「おいチビ、今日は走んねえのか」と声をかけました。

のぶの父が亡くなったことを屋村に伝える嵩。屋村は、御免与駅で見かけた結太郎とのぶの姿を思い出しました。あれが最後の別れだったのです。

屋村は、嵩に「お前の父ちゃんはどこ行ったんだ?」と尋ねました。嵩は、海外で病死したのだと言います。自分の父ものぶの父も遠いところで一人で亡くなったと寂しそうに話す嵩。

そんな嵩に、人間は一人で生まれて一人で死んでいくものだと、屋村は語るのでした。

生きるということ

元気のない嵩の様子を、伯母・千代子(戸田 菜穂)が見つめています。嵩も亡くなった父を思い出しているのではと心配しているのです。

のぶを元気づける方法が分からないと、嵩は寛に問いかけました。すると、のぶが元気になるためには時間が必要だと教えてくれたのです。「それが生きちゅうこと」と、寛は優しく語りかけるのでした。

汽笛の音

無表情で居間にへたり込んでいるのぶ。視線の先には、結太郎からかぶせてもらった帽子があります。そのとき、遠くで汽笛の音がしました。

すると、のぶはいきなり立ち上がり、駅まで全力疾走したのです。駅舎でのぶは父の姿を必死に探すものの、どこにもいません。呆然と佇むのぶ。

駅にいた嵩は息を切らして探し回るのぶに気づき、1枚の絵を手渡します。それは、結太郎と見送りに来たのぶの絵でした。のぶは絵を抱きしめながら、初めて涙を流すのです。

ほかほかのあんぱん

のぶと嵩が帰り道を歩いていると、屋村に「ついてきな」と声をかけられました。屋村は朝田家を訪れ、あんぱんを振る舞うたのです。

釜次、嵩、のぶと、次々にあんぱんを頬張り、それぞれ「おいしい」と笑顔を見せます。くらもあんぱんを一口食べました。そして「おいしい」と笑うのです。

母・羽多子(江口典子)、のぶの妹たち、あんぱんを食べたみんなに笑顔が広がります。胸に手をあて、「ここがほかほかします」と羽多子。のぶもそう言うと、嵩は嬉しそうに微笑みました。

ほかほかのあんぱんに、朝田家のみんなは生きる力をもらったのでした。

 

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あんぱん 1週 第5話|放送後|今日の感想まとめ!

おむすび3週11話 今日の感想解説15

今日のポイントは、
絵の中の父・結太郎さんです。

のぶちゃんがやっと涙を流せたシーンは、胸に迫るものがありました。

おむすび2週8話 今日の感想解説11絵を見た瞬間、のぶちゃんからうれしさが込み上げているのが伝わってきて…!同級生・嵩くんのおかげで、やっとお父さんに会えたと感じたのだと思います。

ぽたぽたと大粒の涙を流しながら、ゆっくりとのぶちゃんが父の死を受け入れていく姿に、じんわりとこちらも泣かされてしまいました。

 

一方のネット上では、悲しみに暮れる朝田家の面々から笑顔を引き出したパン職人・屋村さんの『ほかほか あんぱん』に多くの注目が集まったようです!

「あんぱん食べていないけれど、見ているだけで心がホカホカしたよ」おむすび3週11話 今日の感想解説12
「食べて元気にってこういうことだと思う。思い出の食べ物になったよね」
「あんぱんを皆で食べるシーンはアンパンマンのお話そのもの 涙」などなど。

おいしそうにほおばる朝田家の面々を見て、多くの朝ドラファンが「きっとのぶちゃんたちは大丈夫だ!」と確信できるシーンにもなりましたね。

 

おむすび2週8話 今日の感想解説11くしくも放送日の4月4日は『あんぱんの日』!キーポイントとして屋村さんのあんぱんが、とても良い仕事をしてくれました。

第1週を終えたばかりですが、『やなせたかしイズム』がたくさん盛り込まれた物語に多くの朝ドラファンがどっぷり沼る予感〜♪

 

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あんぱん 1週 第5話|放送後|みんなの感想!

あんぱん 1週 第5話|放送前|予告・感想・考察まとめ!

おむすび2週10話 今日の感想解説19

父の葬儀で泣けないのぶ

第5話では父の訃報を受け止めきれず涙を流せないのぶちゃんに、胸を締め付けられそう〜!

おむすび2週10話 今日の感想解説1
第5話では父の訃報を受けてから、1滴の涙も流せないのぶちゃんに注目して欲しいです。
特に無表情かつ無気力状態だったのぶちゃんが、突然駅に駆けて行き父の姿を懸命に探すシーンには、多くの朝ドラファンが泣かされる予感!
第1〜4話をかけて駅での父娘のシーンを積み重ねたのは、このためだったのかと唸らされそうです。

またこの駅のシーン以前にも「まさか、このためだったのか?!」と思わされるポイントが待っています。おむすび2週10話 今日の感想解説12
祖父・釜次さんが、息子の墓石に名前を刻むシーンです。
朝田家の家業として石材店が選ばれたのは、パンを焼く釜が作れるからかな…と予測していました。
しかし朝田家を包む大きな悲しみをこれ以上なく表現するために、巧みに計算されていたのかもしれませんね。

おむすび2週10話 今日の感想解説1
第5話ではとにかく朝ドラファンを泣かしにかかってくるため、覚悟をしておいた方が良さそう
です!
というのも、終盤にのぶちゃんにしてやれることはないかと考えた嵩くんの登場が待っています。
どうやら嵩くんがのぶちゃんに見せたスケッチには、結太郎さんがのぶちゃんの頭にソフト帽を被せてあげる瞬間が描かれているのだとか。
それを見た瞬間に父との思い出が脳裏に蘇ったのぶちゃんは、やっと泣けるようです。

振りかえると嵩くんが絵に書いた父娘の姿は、のぶちゃんと初めて出会った時に見た光景です(第1話)。おむすび2週10話 今日の感想解説19
父を亡くした嵩くんが、もうあんな風に甘えられないと胸がきゅっと傷んだ瞬間でもあります。
自分にとっては悲しい瞬間でありながら、のぶちゃんに元気になってもらいたいとあえてあの瞬間を描いた嵩くん。
たとえ自分がすり減っても大切な友達に笑顔になって欲しいと願う姿は、まさにアンパンマンに通づるものを感じます。

その点を踏まえると、嵩くんがきっかけとなりのぶちゃんが慟哭するシーンは1秒も見逃したくありません!
涙を流せないのぶちゃんに泣かされ、最後は慟哭するのぶちゃんにも泣かされ…。
全朝ドラファンに向けて、『あんぱん号泣注意報』の発令を勝手にお知らせします〜!

 

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あんぱん 1週 第5話|出演者と番組情報

1週 第5話 出演者 加瀬亮,江口のりこ,細田佳央太,斉藤暁,小倉蒼蛙,樫尾篤紀,永瀬ゆずな,木村優来,戸田菜穂,浅田美代子,吉田鋼太郎,吉川さくら,永谷咲笑,平山正剛,中村羽叶,笹本旭,中野翠咲,竹野内豊ほか
脚本 中園ミホ
音楽 井筒昭雄
主題歌 RADWIMPS 「賜物」
語り 林田理沙(アナウンサー)
制作統括 倉崎憲
放送期間 2025年3月31日〜2025年9月26日予定

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