2025年3月31日にスタートするNHK「連続テレビ小説」『あんぱん』の主題歌にRADWIMPS「賜物」が決まりました。プロデューサーの熱烈なオファーで実現した新曲「賜物」は、「生命力」「挑戦」がテーマになっています。SNS上では歓喜の声が溢れ、関連ワードはトレンド入りするほどの反響となっています。今回は制作の裏話や、ボーカル野田洋次郎さんのインタビューをご紹介します。
チーフPの熱烈オファーから実現
「あんぱん」でRADWINPSが主題歌を手がけることになった背景には、ドラマチーフ・プロデューサー倉崎憲氏の熱い想いがありました。NHK主催のイベント「18祭」の特別番組のRADWINPS回で制作された楽曲「正解」が大好きだという倉崎さんは、ドラマの企画やテーマが決定した時からRADWIMPSにお願いしようと決めていたそうです。
主題歌「賜物」について「一年近く対話を積み重ね、「賜物(たまもの)」にたどり着きました。曲のなかでいろんな表情があり、可能性が無限に広がっていくような、まるでのぶと嵩の波乱万丈の人生のようです。毎朝この「賜物」を皆さんにお届けできること、とても心躍ります。」と話しています。
『あんぱん』主題歌制作は「迷子になったりも」
RADWIMPSは、2001年に結成され2005年にメジャーデビューをしたロックバンドです。幅広い音楽性と独創的な歌詞で多くのファンを魅了しています。
これまで映画『君の名は。』(2016) の主題歌「前前前世」や「スパークル」、映画『天気の子』の主題歌「愛にできることはまだあるかい」などで、映画の大ヒットとともに広く知られるようになりました。
今回の「賜物」の制作にあたり、ボーカルの野田洋次郎さんは「脚本を読み進めて登場人物のことが好きになればなるほど、どんな曲がふさわしいのか迷子になったりもした」と語り、「みずみずしい生命力を持った曲であることや、挑戦と冒険をすることなどを主眼に作りました。半年間、『あんぱん』とともに旅ができることをうれしく光栄に思います」と朝ドラ主題歌を手がけたことへの喜びを表しています
朝ドラ主題歌発表でSNS熱狂!期待の声がトレンド席巻
RADWIMPSが『あんぱん』の主題歌を担当することが発表されると、SNSでは歓喜の渦が沸き起こりました。「朝の楽しみが増えた!」「毎朝洋次郎さんの声が聴けるなんて!」「生きる糧きたあ!」などRADWIMPSの楽曲で一日を始められる喜びの声が多く見られました。
さらに久しぶりの新曲発表ということもあり、「ついに来た!」「待ち焦がれていた!」と、Xのタイムラインは熱狂の嵐につつまれました。「#RADWIMPS」「#あんぱん」のハッシュタグは、祝福と期待のメッセージで埋め尽くされ、トレンドを席巻しました。
毎朝のスタートを彩る『あんぱん』の主題歌「賜物」の全貌が明らかになる瞬間を、誰もが心待ちにしています。