ネタバレあらすじ感想
2021年4月1日(木)放送
おちょやん第17週テーマ
「うちの守りたかった家庭劇」
【おちょやん】あらすじネタバレ17週84話|最終話までお届け!
*放送後のあらすじネタバレです。
稽古場にて・・・
『鶴亀家庭劇』の解散を告げた一平。

戦況の悪化で客足が遠のき、赤字続きのため、後ろ盾である『鶴亀』の大山社長に見限られたのでした。
これ以上続けることはできないと、一平は無念いっぱいに告げるのでした。
【84話の展開】
千代の思い・・・
やりきれない思いの劇団員たち。
興奮する千代が、大山社長に直談判に行くと言い出しました。
千代を引き止めた一平は、空襲におびえ、防空練習や配給に並ぶ毎日で、生きて行くだけで精一杯だと訴えます。
そしてこれ以上、劇団員たちを縛り付けておくことはできないから幕引きすると、頭を下げるのでした。
しかし、千代は納得できません。
家庭劇が生きる希望の千代は、これ以上大事なものを失いたくないと涙ながらに訴え、考え直してほしいと一平に懇願しました。

そんな千代の無垢な思いは、誰にも届きません。
それぞれ事情を抱える劇団員たちは、渋々と解散を受け入れたのでした。
一平の思い・・・
重い足取りで帰宅した千代たち。
千代は、なぜ解散のことを事前に相談してくれなかったのだと、一平にたずねました。
すると一平は、きっと千代が大山社長に直談判に行くだろうと言い、そうなったら、自分自身も解散を諦められなくなると本音を明かします。
そして、勝手に決めたことを詫びた一平は、こうするしかなかったと悔しさをにじませるのでした。
みつえの大切なもの・・・
『福富』をたずねた千代。
来週に疎開すると明かしたみつえは、道頓堀から離れようとしない母・シズに困っていると愚痴をこぼします。
そんなシズの気持ちは、千代には痛いほど理解できるのでした。
するとそこに、金属の供出を求めて『国防婦人会』の面々がやって来ました。
なんと、出征した福助のトランペットを出せと迫ります。

険しい顔つきになったみつえは、咄嗟に嘘を言い、命がけで福助の分身であるトランペットを守ったのでした。
シズの夢・・・
店じまいした『岡安』のシズをたずねた千代。
千代は劇団員のことを思えば解散に賛成しなければいけないと言うものの、諦めきれない気持ちを打ち明けました。
するとシズは、辛くても思うことはできると言います。
そして、いつか『岡安』を再興してお茶子たちを呼び寄せたいと、笑顔で夢を語るのでした。

するとそこへ、みつえが疎開の説得にやって来ました。
しかしシズは、どこにも行かないと言い張るのでした。
天海家にて・・・
大切なものを守りたいという、シズとみつえの意地に触れた千代。
「堪忍、家庭劇を続けます!」
一平を真っ直ぐと見据えた千代は、防空壕の時の様に、たった2人でも人を喜ばせることはできると思いを口にしました。
しかし一平は、これからは生きるか死ぬかの瀬戸際で、芝居をしている時ではないと訴えます。
それでも千代の決意は変わりません。
「ほな、うち一人でもやる!」と宣言するのでした。
そんな千代に呆れ果てた一平は、家を出て行ってしまうのでした・・・

つづく
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【おちょやん】あらすじネタバレ17週84話|予告ポイント

役者も竹やりの訓練!?
「ずっと千さんと一緒におったんや」
だから百久利さんにはわかるんやね…千之助さんの焦りや、気持ちの空回り。 殴られても伝えるのは、百久利さんの千之助さんへの愛情と違うかな😢
千さん、どうか百久利さんの思いに気付いて…
#坂口涼太郎 #朝ドラ #おちょやん pic.twitter.com/JDQKrRrYXf— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) March 9, 2021
朝ドラあるあるですが、戦争時代は辛すぎます・・・。
ドラマの背景となっている1944年(昭和19年)は、日本が追い込まれている時代です。
その年の2月には、怖そうな名称の『決戦非常措置要綱』というものが制定されました。
「国中みんなで戦争に立ち向かおう!」というもので、娯楽・文化活動は当然ながら、多くの経済活動も制約を受けるようになったのだとか。
【おちょやん】の舞台の道頓堀では、閉館となった劇場の前で、なんと役者さんたちが『竹槍の訓練』を行っていたという話もあったそうですよ。
ちなみに同年の流行語は、『鬼畜米英』『一億火の玉』『一億国民総武装』『大和一致』など、流行語というよりはスローガンのようなものばかりでした。
今も昔も流行語は、世相を表すと言いますけど重すぎますよね。
家庭劇の劇団員たちの、それぞれの思いに注目です~♪
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