ネタバレあらすじ感想
2020年12月18日(金)放送
おちょやん第3週テーマ
「うちのやりたいことて、なんやろ」
【おちょやん】ネタバレ3週15話|あらすじを最終話までお届け!
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境内にて・・・
千代たちに背中を押された女将・シズは、歌舞伎役者・早川延四郎を待っていました。
そこに駆け付けた延四郎。
「何で!何でいてはるんや!」
延四郎は、驚きと嬉しさが入り混じりながらもシズのもとに駆け寄りました。
そんな延四郎を、シズは優しい眼差しで見つめます。
「20年前のあの日の事、恨んではりますか?」
シズは、駆け落ちの待ち合わせ場所に行かなかった、あの日のことを口にしました。
すると延四郎は、あの日シズがもし来たら別れ話をしようと思っていたと言い、シズが負い目を感じることは一つもないと答えるのでした。
「相変わらず、舞台の上以外の芝居は下手ですこと・・・」シズは延四郎のその思いをくみ取ります。
そして、シズは改めて延四郎に向き合います。
「今のわてがあんのは、あんさんが支えてくれはったおかげだす。何としてもそれだけは言うときとうて・・・。ほんまにおおきに」
芝居茶屋の女将・シズとして、恩人・延四郎への感謝を伝えに来たという立場を貫くシズ。
その思いをくみ取った役者・延四郎もまた、その一線を越えることはありませんでした。
そして、別れ際。
去り行くシズの後ろ姿を見送りながら、延四郎は涙に顔をゆがめるのでした。
『岡安』にて・・・
その頃、『岡安』では、大勢の客を接待する『組見』の宴席で大忙しでした。
そんな中、女優・高城百合子が、『岡安』にやって来ました。
舞台から活動写真(映画)に転向する百合子は、出迎えた先代女将・ハナに失踪騒動の際のお礼を伝えました。
百合子は千代にも会いたかったようでしたが、忙しいと察するとそのまま岡安を後にするのでした。
そして、『芝居の街・道頓堀』を名残惜しそうに歩くと、百合子は新天地へと旅立っていくのでした。
『岡安』にて・・・
陽が落ちかける頃、シズが戻りました。
「あんたのおかげだす、おおきにな」
千代を見つめるシズの顔は、晴れ晴れとした笑顔です。
その姿から、積年の悔いが晴れたことを悟った千代は嬉しくなるのでした。
一か月後・・・
暮れも押しせまった頃。
劇場支配人の熊田が、『鶴亀』の大山社長のことづけを、シズに持ってきました。
それは、早川延四郎の訃報でした。
重い病を隠して最後の舞台を務めた延四郎は、今生の別れを告げるためにシズを呼び出したのでした。
「最後の最後にすっかり騙されてしもたがな・・・」
シズは涙をこぼしながら、大切な恩人・延四郎を偲ぶのでした。
1924年(大正13年)正月・・・
数えで18歳になった千代は、晴れて『年季明け』を迎えました。
「改めて、これからもよろしゅうお願い申し上げます」
千代は、これからは自分の意志で『岡安』で働きたいと、女将・シズと主・宗助に決意を伝えます。
「しっかり励んで、一人前のお茶子になりますのやで」
シズは、自分の道を見つけた千代を、優しい眼差しで見つめるのでした。
すると、突然、店の戸を激しくたたく音が響き渡ります。
玄関にて・・・
急いで戸を開けた千代は、一瞬で表情が凍り付きます。
「千代け!元気そうで何よりや!」
千代の前に立つみすぼらしい男は、父・テルヲなのでした・・・
つづく
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【おちょやん】ネタバレ3週15話|感想を最終話まで!
大人の男女の美しい回でした♪
裏話!#篠原涼子 さんから見た #名倉潤 さん。
「とても繊細で、気遣いのある方。かつらがのれんにかからないように、大丈夫?ってのれんをめくってくださったりして。レディーファーストなんです。ちょっと驚きました(笑)」#朝ドラ #おちょやん pic.twitter.com/X2rXAC8Qk6— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) December 17, 2020
延四郎さんとシズさんと宗助さんの複雑な思いが交錯しました。
『カチューシャの唄』が流れるなか、別れの場面が美しく描かれました。
20年間ぶりに向き合ったシズさんと延四郎さんは、思い出が浄化されたようで本当に良かったです、
そして、複雑な気持ちを持ちながらも温かく送り出した、旦さんこと宗助さんも素敵でした。
とはいえ、ずっとソワソワが止まらなかった宗助さん。気持ちがよく分かります~。
シズさんが宗助さんの着物の袖をそっと引きながら仲睦まじく店に入っていく姿は、すべてが丸く収っまったと感じられる温かい場面でしたね。
あの空気感出せるお二人にキュンとしました♪
これで、道頓堀に激震が走ったスキャンダルも、すぐに忘れ去られることでしょう!
さて!新しい門出を飾ったばかりの千代ちゃんの前にあの男が・・・。
第4週も目が離せないです~♪
◆千代ちゃんは逃れることができない?『竹井家』の相関図はコチラ▶
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【おちょやん】ネタバレあらすじ3週15話|予告ポイント
ハッピーエンドの週末になるか?
今週から道頓堀ですね。
9月に撮った、道頓堀オープンセットの写真です。下手っぴでごめんなさい💦
資料に残る当時の姿と、美術スタッフのアイデアが合わさった、全長80mの #おちょやん オリジナル道頓堀です。ライトアップがとてもキレイでした! pic.twitter.com/gMGfGYbDnc
— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) December 7, 2020
千代ちゃんが転機を迎えますよ!
女将・シズさんの、若い頃の燃えるような恋の結末を結末が気になります~♪
シズさんが長年抱えていた思いは、延四郎さんの胸にしっかりと届くといいですね。
一方で、この一連の騒動で、シズさんとお茶子たちの結束がさらに強くなることを期待したいと思います。
さて、18歳になり、『年季明け』を迎えた千代ちゃん。
これからは、誰にも邪魔されることなく、自分の信じる道を進んでもらいたいですね。
ところで、1924年(大正13年)は、2020年から計算すると96年前です。
当時の大阪市は『大大阪』と呼ばれ、世界有数の大都市として栄華を誇っていました。
前年の『関東大震災』により、関東の被災者の一部が、大阪市に移住してきて人口が膨れ上がっていたそうです。
そんな時代背景ですから、道頓堀の街も活気にあふれていたのでしょうね♪