ネタバレあらすじ感想
2020年12月14日(月)放送
おちょやん第3週テーマ
「うちのやりたいことて、なんやろ」
【おちょやん】ネタバレ3週11話|あらすじを最終話までお届け!
1924年(大正13年)秋
千代が道頓堀の『岡安』で女中奉公を始めて、8年の年月が経ちました。

17歳になった千代は、下働きの『おちょぼ(おちょやん)』を卒業し、一人前の『お茶子』になっていたのでした。
そして、先輩お茶子らとともに、芝居見物客をもてなす忙しい日々を送っていました。
そんな千代のことを、商売敵の『福富』のお茶子たちは「おちょやん(お千代やん)」と皮肉を込めます。
しかし、相変わらず口達者な千代は、機転を利かせて軽くあしらってしまうのでした。
『えびす座』にて・・・
歌舞伎役者・早川延四郎の芝居をのぞき見る千代。

この8年ですっかり芝居の虜になった千代は、仕事の合間を見つけては、のれん越しにのぞき見しています。
「のぞき見はあかん言うて、何べんも言うてるやろ!」
芝居小屋の支配人・熊田が、千代を注意するのは日常茶飯事のことです。
一方で、熊田は的確な批評をする千代に、一目置いていました。

そんな熊田は、千代がのぞいていた芝居は、廃業する延四郎の最後の興行だと明かすのでした。
『岡安』にて・・・
「千代、ちょっと来なはれ!」
ひいき客を見送った後、女将・シズが厳しい口調で千代を呼びます。
千代は、またのぞき見がバレたのだと思い釈明します。

しかし、シズは思わぬことを話すのでした。
それは、次の正月が来ると千代は数えで18歳になり、『年季明け』になるというのです。
年季明けとは奉公期間が終わり、千代が自由になれるという意味でした。
しかし、自分の人生の岐路にも関わらず深く考えようとしない千代は、先輩お茶子・玉のように、『岡安』で働き続けると即答します。
ところが、そんな千代の安易考えをシズは許しませんでした。

「あきまへん!自分がどないしたいのか、もっとよう考えなはれ!そうせな・・・後悔する。よろしいな」
厳しさの中に優しさが見え隠れするシズは、我が子を諭すように告げたのでした。
その夜のこと・・・
亡き母・サエの形見のガラス玉を、満月に重ねた千代。
「お母ちゃん・・・うちのやりたいことて何やろ・・・」
千代は、不安げに月を見上げます。

これまで、その日を生きることに精一杯だった千代は、将来のことなど考えたこともありませんでした。
生まれて初めて、本気で自分の気持ちに向き合うことになったのです。
救いを求めるように母・サエの写真を見つめますが、答えは見つからないのでした。
帳場にて・・・
その頃、女将・シズは、封の切っていない手紙の束を見つめていました。
その手紙の差出人はすべて、早川延四郎と書かれてあったのでした。
川のほとりにて・・・
「今日の残りもん持ってきたで!」

千代は、いつものように、道頓堀の浮浪者・小次郎たちに余った弁当を差し入れていました。
そして、小次郎たちのそばにいたボロ布を被って顔を隠す浮浪者にも、千代は弁当を差し出します。
すると、その人物は「施しは受けない!」と言って顔をさらすと、千代をにらみつけるのでした。

その顔を見て千代は、目を丸くします。
「ああ~っ!高城百合子!・・・」
千代の目の前に立つ女性は、かつて千代があこがれたスター女優・高城百合子なのでした・・・

つづく
◆ヒロイン千代役・杉咲花さんの父親は伝説のギタリストだった~!?▶
【おちょやん】ネタバレ3週11話|感想を最終話まで!

おとな編がスタートしました~!
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杉咲花さんが演じる『おとな編』が始まりました。
右も左もわからなかった『おちょやん』だった千代ちゃんがすっかり成長。相変わらず口達者ぶりは健在でした。
ライバル茶屋『福富』との痛快なバトルは、見ていてワクワクしましたね。
ところで、8年の月日の間に、多くの変化がおきていました。
千代ちゃんは、テキパキと仕事をこなし、辛口に芝居を語り、先代女将のように浮浪者たちと仲良くする。
しかも、後輩のおちょやんまでいて、千代ちゃんに少し風格が漂っていましたね♪
そして、同い年の『岡安』のお嬢様・みつえちゃんや、『福富』のお坊ちゃま・福助くんも見違えるほど成長していました。
千代ちゃんと同い年の二人のエピソードも楽しみですね。
さて、将来を考える年頃になった千代ちゃんは『自由』が目の前です。
どんな答えを出すのか、じっくり見守りたいと思います~♪
【おちょやん】ネタバレあらすじ3週11話|予告ポイント
大人編スタートで杉咲さん登場!
#おちょやん🍵第1回いかがでしたか?
新しい朝ドラは「おちょやん」
だす。どうぞ、ごひいきに!
みなさんの反応が気になってドキドキ。。。#杉咲花 pic.twitter.com/zM5Kc3ZnVZ
— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) November 29, 2020
親に捨てられても健気に頑張る千代ちゃんが、いつの間にか17歳に!
【おちょやん】第3週は、杉咲花さんが演じるヒロイン・千代の物語に突入です。
リトル千代ちゃんに輪をかけて口が達者になった、大人の千代ちゃんの活躍が楽しみですね。
芝居の街・道頓堀で過ごす千代ちゃんは、すっかり『芝居オタ』になったようです。
そもそも『道頓堀』が芝居の街になったのは、今から400年前の1620~1630年頃だそうです。
時代は江戸時代で、三代将軍・徳川家光公の時代です。
千代のモデル・浪花千栄子さんは、『道頓堀五座』と呼ばれる5つの人気劇場をはじめ、多くの芝居小屋で観劇していたのだとか。
評論家も一目置くほどの、マニアックな視点で芝居を語る千代ちゃんにも注目です~♪

